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ザ・ホワイトハウス (NHK総合金曜23:00〜23:45)
制作総指揮/アーロン・ソーキン、ジョン・ウェルズ、トーマス・シュラム
制作/ジョン・ウェルズ・プロダクションズ、ワーナー・ブラザース・テレビジョン
出演/ジェド・バートレット大統領…マーティン・シーン(声:小林薫)、
サム・シーボーン広報部次長…ロブ・ロウ(声:吉田栄作)、
CJ・クレッグ報道官…アリソン・ジャニー(声:夏木マリ)、
レオ・マクギャリー首席補佐官…ジョン・スペンサー(声:佐々木敏)、
トビー・ジーグラー広報部長…リチャード・シフ(声:佐々木勝彦)、
ジョシュ・ライマン次席補佐官…ブラッドリー・ウィットフォード(声:石塚運昇)、
マンディー・ハンプトン広報部メディア担当…モイラ・ケリー(声:佐藤しのぶ)、
チャーリー・ヤング私設秘書…デュレ・ヒル(声:鈴木祐二)
ほか

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第17回「匿名情報」(2/21放送)
☆☆☆
 大統領とファーストレディとの微妙な関係性にスポットがあたった回。大統領と激論を交わす夫人役はストッカード・チャニング。
 大統領側と夫人側の双方のスタッフが対立して険悪ムードになる展開が非常に興味深い。双方の利害が必ずしも一致しないという皮肉に深くうなずく。(結)


第16回「ロスの1日」(2/14放送)
☆☆★
 珍しく(初めて?)、ホワイトハウスの面々がワシントンを離れてのLA篇。アメリカ人にとってもLAが特異な存在であることは、『アリー・myラブ』の第4シリーズでも証明済み。確かにあそこって、変なとこだもんなぁ。
 ハリウッドの利権がホワイトハウスに及ぼす影響も興味深い。CJが映画の開発にスカウトされる?! 開発って?! “TONIGHT SHOW”のジェイ・レノが本人役で登場。このへんは大うけのところだろうけど、日本人には難しいところ。(結)


第15回「終らない悪夢」(1/31放送)
☆☆☆
 深刻と滑稽が紙一重であることが、ジョシュの講演会の形で追想される変化球篇。歯の神経をとったしゃべりのプロ、CJがしゃべれなくなる様がおかしい。サムは道路マップおたく?キャラクターの知られざる側面から、ドラマはさらに分厚くなっていく。(結)


第14回「安息日」(1/24放送)
☆☆☆
 死刑制度についての一席、いや一石か。多宗教国家であるアメリカの一面を垣間見る。過ぎ越しの祭といった風俗的な面白みも満載。カール・マルデン扮するカバナー司祭がバートレット大統領に語る、川のそばに住んでいた男の話が印象的。マーリー・マトリンもゲスト出演。(結)


第13回「密告者」(1/17放送)
☆☆☆
 レオの聴聞会を開かないための交換条件が性教育レポートとは、なかなかに生々しい折衝だこと。諸問題のせめぎ合いがドラマの中でうごめく中だからこそ、レオの個人ファイルを外部に漏らしたカレンをレオ自身が許すラストに救いがある。(結)


第12回「明かされた秘密」(1/10放送)
☆☆☆
 バートレット大統領が実は多発性硬化症であったことが判明したり、レオ・マクギャリー首席補佐官が過去のアルコール依存症と薬物中毒に関する声明を出さざるを得ない状況に追い込まれたりと、ドラマは終始苛酷な現実と直面するも、見ている分にはその切実よりも話術のうまさの方に感心してしまう。見終わった後は、まるで出来のいい落語でも聞いたかのような気分。ちょっとうますぎるんだな。(結)


第11回「紛争調停」(12/20放送)
☆☆☆
 元駐インド大使、マーベリー卿が吐くアジアに対する正論が、アメリカンに塗り固められがちなドラマのバランスをとる。『招かれざる客』のスペンサー・トレイシーに自分をなぞらえるあたりは、バートレット大統領の人間味がにじむところ。確かにあのスペンサー・トレイシーはよかったね。(結)


第10回「聖なる日」(12/13放送)
☆☆☆
 2000年が新世紀か否かのオープニングに、このドラマが3年前の制作であることを再認識する。日本ではそのごっちゃな扱いもさして気にする人もいない風だったが、ここに蒸し返してくれたおかげで、改めて気分が明快に(まだ気にしてたのか?!)。
 公園のベンチで凍死したホームレスのための軍隊式の葬儀には、らしい荘厳が漂う。アリソンのコードネームがフラミンゴとは笑った。確かに、間抜けに見えるかも。(結)


第9回「問われた過去」(12/6放送)
☆☆☆
 キリキリするような緊迫感やブラックなネタは控えめに、あくまでも日常的な仕事がこなされていく中での機微を描こうとするする姿勢に好感が持てる。スタイルは同じ群像劇でも、『ヒルストリート・ブルース』的か。
 これも偏に、しつこいがまでに人物相関スポットを流し続けて、キャラクターを刷り込まれたおかげ?! もういい加減わかったので、NHKさんそろそろいいのでは。(結)


第8回「四面楚歌」(11/29放送)
☆☆☆
 声高にならず、小さなエピソードで見せていくあたりが実に知的。サブストーリー、京劇のチケットをめぐる父と娘、上司と部下の関係に、ドラマのヒューマンなあり方を認識する。(結)


第7回「晩餐会」(11/22放送)
☆☆★
 インドネシア大統領との写真撮影時のサーモン話などで単純に笑っていると、シリアスとコミカルの境界線がスレスレになってきて、途中でそのリアクションでよかったものかどうか、とまどってしまう。しつこいようだけど、やはりアメリカ人用ドラマだけに、正直笑えない場面も多々。(結)


第6回「大統領の娘」(11/15放送)
☆☆★
 引いては寄せる波の如く、ドラマのクオリティは依然定まらず。今回はいいほうの回だったんだけど。
 大統領の娘ゾーイにミルクセーキだなんて、父親の思いは万国共通のようです。(結)


第5回「妙な陳情」(11/8放送)
☆☆
 再びのアメリカこそ良心の展開に、胃もたれしそう。陳情受け付けキャンペーンの各挿話あたりも、アメリカ人だったらクスッとくるような部分もあるのかな。ジョシュがシェルターのカードで思い悩む展開は、9.11以後では微妙にニュアンスが違ってくるか。(結)


第4回「裏舞台」(11/1放送)
☆☆☆
 銃規制法案に対する反対派の説得工作が、あの手この手で描かれおり、見ごたえ充分。その過程が一切大統領に伝えられないあたりは、バックステージ物らしい面白み。
 オープニングに登場人物の関係性を整理するコーナーがあったおかげで、誰がどんな役職なのかが完全に把握できた点も、大いに理解の助けになった。レオ・マクギャリー首席補佐官の妻が家を出て行ったり、トビー・ジーグラー広報部長が株問題で疑われたりといったパーソナルな問題も、ドラマに親近感を持たせたところか。アメリカ色の薄い回はそれなりに楽しめることが今回で判明。(結)


第3回「報復攻撃」(10/25放送)
☆★
 世界の超大国ってのは、随分偉いんですね。登場人物の整理はだいぶついてきたので、いっそうに鼻につくこと随所。激情とヒューマニズムの間を行き来する大統領の立ち位置なんて、たまんないんでしょうね。やっぱりこのドラマはアメリカ人向きか。(結)


第2回「非業の死」(10/18放送)
☆☆
 ますますのアメリカづくしって感じ。例えば、イギリスのテレビ局制作の政界物ドラマだったら、こういう作りにはならないはず。(結)


第1回「大統領と側近たち」(10/11放送)
☆☆
 登場人物の交通整理についていくのがやっとで、ドラマの面白みに到達するまでには至らず。『スピン・シティ』も同様の理由で挫折したんですけど。はたしてエミー賞の最優秀ドラマシリーズ賞を3年連続で受賞したこのドラマ、日本人が見ても面白いんでしょうか。次週以降に期待。(結)




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