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ER VI (NHK-BS2月曜23:00〜23:50)



第22回「危機」(9/17放送)
☆☆☆★
 何も終わっていない。むしろその闇は一層深まるのみ、という最終回。そういえば、赤い糸のお二人はどうなったんでしょう。まったく、このドラマは意地悪です。すべては『ERVII』に持ち越しか。


第21回「決意の日」(9/10放送)
☆☆☆☆
 ワン・シーズンに何回ピークを持ってくれば気が済むというのか。今話もまた、もはや再三再四ではくだらない最重要回の一つ。
 それぞれの問題が複雑すぎて、その闇に再三頭を抱えるも、とりわけカーターが抱える闇はあまりにも深い。この問題はパートVII先送り、間違いなし。
 赤い糸の話で闇が一気に晴れ、最上のカタルシスへと雪崩れ込む展開の見事さは、筆舌に尽くし難い。なるほど、ここであの人が登場するのか!ということは、最終回にも出るのか!『ER』史上、最高の起死回生!


第20回「ほつれたロープ」(9/3放送)
☆☆☆★
 父と息子の心情を追った切々としたタッチに、胸を締め付けられる思い。音楽演出を使わない禁欲にも、ドラマのあり方としての慎みを感じます。


第19回「一番短かった1年」(8/27放送)
☆☆☆☆
 細やかな心理描写に、長期政権であるこのドラマならではのよさを強く感じました。カーターのPTSDについてのエピソードは、今後にも影響を及ぼしそう。アビーの一途な姿には、ルーシーの面影を見てしまいます。
 今回の最秀逸は、ピーターの父が海の思い出について語る一連のエピソード。一番長い4分=人生最高の4分=何にも変え難い厳粛な一時、という語り口に含蓄がにじみます。特にシカゴの高層ビルをバックに、ボートで湖を走るシーンは素晴らしかった。いつまでも心に染み入る名場面。
 ルカとキャロルの中古車選び珍道中には覚えがあるなぁ。ロマンティックな締めは、そのままには成就しないであろう予想と相まって、一層の期待感を抱かせます。


第18回「天国への通知」(8/13放送)
☆☆☆★
 「人生にはいろいろある(byキャロル)」とは、このドラマを言い得た名言。ルーシーの勤務先が精神科だったという事実には、何とも複雑な思い。


第17回「命の選択」(8/6放送)
☆☆☆
 淡々としてるんだけど、やっぱり面白い。ピーター・ベントンの病院内での彼女調達は、これで何人目だろうか。


第16回「安らかな最期を」(7/30放送)
☆☆☆
 ここ数回の展開がめまぐるしかっただけに、今回は少しおとなしめの印象。マークだけは嵐のような忙しさだったけど。クレオのピーター・ベントン評、「能書きが多すぎる」には妙に納得。


第15回「耐えてこそ」(7/23放送)
☆☆☆☆
 何もなかったかのごとく、とはいくはずもなく、それでもこのドラマは停滞するということを知らないので、また新たな問題山積で。無駄が一つたりともないというドラマ的な奇跡。詳しく書くとネタばれになるので、このぐらいにしておきましょう。


第14回「悲報」(7/16放送)
☆☆☆☆
 はじまった途端にいたたまれない気持ちになった。そして見進めていくうちに、もっといたたまれない気持ちに。パートVを見るのも、辛くなります。


第13回「だれよりも君を愛す」(7/9放送)
☆☆☆☆
 序破急と起承転結が混ざり合ったような激しい展開。グリーンとコーデイ、それぞれの父母の寄り道も効いてるんだけど、急患の重症患者が相次ぐ中の老女の最期に苦悩するアビーが特に印象的。そして、ラストには信じられないことが。いくらこのドラマが苦悩の連続だからといっても、これはひどい。来週続きを見るのが怖いです。


第12回「医学生アビー」(6/18放送)
☆☆☆★
 まったく、このドラマはどうなってるんだ。複数の挿話がランダムに進行していって、最後にはどうしてこうもきちっと話がまとまってくるんでしょう。今更ながら、その神業の域を再認識です。第8話でキャロルの出産を担当したアビーが新レギュラーに加わって、更に充実の予感。


第11回「ドミノ・ハート」(6/11放送)
☆☆☆★
 ロマノが放り出されるというオープニングが最高に笑える。もちろん彼は、やられたらやり返すわけですが。ルーシーを評して、「まるで寿命の長いバッテリーのように、一旦スイッチを入れたら止まることを知らん」とは言い得て妙。
 そのルーシーが助力した心臓移植の患者のドミノ移植という結末は、あまりもにもせつない。医学的な決断には常にリスクがつきまとうという現実を受け入れられないルーシーに、優しい言葉をかけるルカの存在が効いてます。
 ジョークの場面で出した掃除機をその後のオペで活躍させる、ってあたりの脚本の巧妙さには舌を巻きます。そういえば、キャロルの復活の回でもありました。


第10回「家族の問題」(6/4放送)
☆☆☆
 減る以上にレギュラーが増えていくのは、モー娘。的と言えるかも。あまりに陰鬱な展開に、ちょっと気が滅入る。すべてがあまりにもままならないんだもん。とりわけ、レイプ犯とコーデイの挿話はヘヴィーすぎます。


第9回「ドクター・ルーシー」(5/28放送)
☆☆☆☆
 季節はずれのクリスマスに喜怒哀楽の涙。Y2K問題も今は昔だけど、去り行く患者たちもまた、今は昔の出来事になっていく。ホント、ここの病院は忙しいよ。
 これが正レギュラーのご利益か。ロマノが珍しく正義のために大活躍。それではまた来年って、まだ1999年かよ。もう★一つ、追加してもいいぐらいの傑作です。


第8回「大いなる期待」(5/21放送)
☆☆☆☆
 この言葉しかありません。面白すぎる。キャロルの出産、1から10まで。陣痛以降の経緯がここまで克明に描かれてるドラマって、記憶にないですねぇ。傑作です。


第7回「栄光よ、さらば」(5/14放送)
☆☆☆★
 その悲劇を忘れてしまうほどの目も回るほどの忙しさ。レイプ犯を助けるか否かというジレンマは常套だけど、やっぱり身につまされます。そしてロレンス、去る。アラン・アルダはうまかったなぁ。


第6回「わが道」(5/7放送)
☆☆☆☆
 ルイスが去りロスが去り、そして今回はジェニーまでもが去った。それでも質量ともに人が減らない、クオリティが落ちない凄さは、やっぱり並じゃありませせん。重要じゃない回がないという作り方は、一体どうなっちゃってるんでしょうねぇ。アラン・アルダのいぶし銀はあと何回見られるんだろうか。


第5回「真実そして結果」(4/30放送)


第4回「父親たちの罪」(4/23放送)
☆☆☆★
 複雑な構成、膨大かつ雑多な挿話、でも、ちゃんと起から結へと一本筋が通ってる。絶妙な脚本には嫉妬さえ覚えます。


第3回「嫉妬に揺れて」(4/16放送)
☆☆☆★
 もう言うことがないくらいに素晴らしい。マークが不信感を抱くベテラン医師に扮するアラン・アルダが実に上手い。ER内での自給自足ぶりには笑っちゃうけど。


第2回「最期の儀式」(4/9放送)
☆☆☆☆
 VIにもER衰えず。ミステリアスなオープニング、ピーターの受難、エリザベスの昇進、ジェニーの里親問題、ルカの祈りの言葉。何をとっても素晴らしい。延命拒否か否かでの対立の場面には息がつまりました。絶品です。


第1回「ウィ―バーにはかなわない」(2001/4/2放送)
☆☆☆☆
 ERの新シリーズのスタートは決まって凄いんですよね。やっぱりVIも凄かった。まぁ、V見てない人のために、詳しい話はあんまりしない方がいいのかな。 




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