CAとお呼びっ!

第5回(2006年8月2日放送)

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 連戦連勝のもて女ぶりを発揮していた優花(香里奈)が、一目ぼれしたカフェ店員・河合からはまったく相手にされなかったというお話は、もはやシチュエーションがCAであろうがなかろうがまったく問題ない、恐ろしいほどに定型を極める展開。朗報は紗依を演じる観月ありさがいっそうに安定感を発揮してきたことぐらいかな。(麻生結一)

第3回(2006年7月19日放送)

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 合コンでも秘密のおとり大作戦にもCAの制服で挑む紗依(観月ありさ)の大独演会の様相。あまりにも間が読めず場が読めない紗依のずっこけぶりをとりあえずは楽しむことにしよう。(麻生結一)

第2回(2006年7月12日放送)


 第1回のリピート放送を見ているようだった第2回。頭を休めたままに見られる定番のよさはあるにせよ、2週続けて同じものを見ているような印象では困ってしまう。(麻生結一)

第1回(2006年7月5日放送)

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 前クールに『アテンションプリーズ』があったために、大いなる証文の出し遅れの印象が付きまとう(どちらの企画の方が早かったかはわからないが)。肝心の中身も『ショムニ』『お水の花道』『ナースのお仕事』あたりをくっつけた、日テレにして共同テレビ色満載の懐かしい感じの仕上がりになっており、少なくとも事前の予想はまったく裏切ってはいない。
 ヒロインの紗依(観月ありさ)が契約社員であるあたりは時流に沿った設定になっているが、それが紗依のキャラクター自体に何かしらの変化をもたらしているようなところはなく、観月ありさも『誰よりもママを愛す』の田村正和並にいつもの観月ありさであった。泣き止まない子供に憤る乗客を収拾した紗依の機転は悲しくなるほどに幼稚かつおざなりで、今後の展開が大いに心配になる。(麻生結一)

CAとお呼びっ!

日本テレビ系水曜22:00〜22:54
製作著作:日本テレビ
プロデュース:加藤正俊
原作:『CAとお呼びっ!』花津ハナヨ
脚本:梅田みか
演出:大谷太郎、南雲聖一
音楽:大島ミチル
主題歌:『Fly High』中ノ森BAND
出演:山田紗依…観月ありさ、高岡真…谷原章介、菊池優花…香里奈、藤沢りさ子…佐藤江梨子、小椋リョウ…忍成修吾、星菜々美…安田美沙子、雪野香織…東原亜希、橋本彩…中山恵、工藤まりな…鎌田亜未、今井樹理…矢吹春奈、戸田京子…町本絵里、桜井舞子…民部良子、大木太一…金田明夫、賀集利樹、小西美帆、東幹久、金子昇、杉崎真宏、田中恵…西田尚美、市原美里…川原亜矢子、南田俊彦…沢村一樹