レビュー：湯けむりウォーズ

湯けむりウォーズ

（TBS系月～金曜13：30～14：00）

ドラマ３０
製作著作/中部日本放送
プロデューサー/堀場正仁、大羽秀樹、冨永晃一
脚本/畑嶺明
演出/小森耕太郎、堀場正仁、西村信、松井智人
音楽/丸尾稔
主題歌/『茜』つきよみ
出演/小川富士子…芳本美代子、小川順平…尾崎右宗、沢田美恵…石橋奈美、北川泉…島田珠代、松田健二郎…武野功雄、大塚友乃…斉藤林子、内村琴絵…占部房子、横井杏子…稲田奈緒、津山由紀…由利尚子、山西良太…本田真大、小川ゆり…中山心、森孝子、たがよしひろ、鈴木ただし、大矢武志、沢田靖一、宮本浩二、山本秀人、稲葉達博、堀由希奈、根本勝…デビット伊東、尾崎直也…井田國彦、河合あやめ…五十嵐めぐみ、菊池園江…佐々木すみ江ほか

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第1週（4/4～4/8放送）
☆★
　タイトルからするとお得意のウォーズシリーズの流れだけれど、内容はむしろ『温泉へ行こう』ばりの仲居から女将への構図。奇妙なことに新しい愛の劇場の方がむしろ『キッズウォー』路線って、単に枠ごと入れ替えただけの焼き直しか。芳本美代子の主演作となると、もはや『ママまっしぐら４』の脈はないんだろうか。それはあまりに悲しい。芳本美代子はその『ママまっしぐら』シリーズよりもしっとりテイストで、だったら『ウォーズ』のはずないだろうとも思えてくるし。確かに、出演者総出でいじめられてはいましたけど。
　陰のある板前・尾崎役の井田國彦が登場すると、ピンポイントで昼ドラを見てるんだという充実感が芽生えてくるあたりは、もはやパブロフの犬ですね。（麻生結一）