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特命係長 只野仁 (テレビ朝日系金曜23:15〜0:10)
制作/tv asahi、MMJ
企画/五十嵐文郎
プロデューサー/黒田徹也、東城祐司、伊藤達哉
原作/柳沢きみお
脚本/尾崎将也(12、13、14、17、21)、高山直也(15、18)、旺季志ずか(16、19)、三上幸四郎(20)
演出/二宮浩行(12、14、17、21)、秋山純(13、16、19)、塚本連平(15)、植田尚(18、20)
音楽/仲西匡
主題歌/『ラブレター』白羽玲子
挿入歌/『男の美学』高橋克典
出演/只野仁…高橋克典、坪内紀子…櫻井淳子、森脇幸一…永井大、山吹一恵…蛯原友里、佐川課長…田山涼成、野村営業課長…近江谷太朗、久保順平…斉藤優、武田真理子、細野佑美子、和鞍さほり、尾上康代、えれな、菅原舞、尾藤ゆう、飯沢もも、飯村真一、小木茂光、濱田のり子、大柴邦彦、モロ師岡、宮川不二夫、みひろ、大山英雄、竹原慎二、山崎勝之、辺見務、羽田陸生、戸沢佑介、阿部六郎、高野晃一、伊原剛志、山口リエラ、松岡由美、城後光義、大塚太心、原口あきまさ、奥田達士、大久保運、福島勝美、岸博之、宮崎吐夢、かなやす慶行、鈴木早智子、黒部進、村島リョウ、笠原紳司、宝井誠明、赤星昇一郎、潮哲也、小林ひとみ、浅沼晋平、西沢仁太、坂上香織、遠藤雅、山崎潤、川上麻衣子、マイケル富岡、櫻木健一、高山善廣、山下裕子、小沢菜穂、柳岡香里、春日井静奈、ハントケーシ、中堂薗かのん、大西結花、エド山口、鼓太郎、白竜、遊井亮子、石田太郎、岡田正典、義田貴士、野口寛、峯村リエ、ナレーション…大森章督、新水真由子…三浦理恵子、黒川重蔵…梅宮辰夫
ほか

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第十六話「社長令嬢」(2/11放送)

 電王堂企画部のチーフプロデューサーにして工藤建設の令嬢・工藤絵里(鈴木早智子)のホスト狂いをやめさせるべく、只野(高橋克典)がちょい老けた新人ホストとしてホストクラブに潜入するも、指名客が多すぎてターゲットに近づけない、というお話もほどほどに、毎度おなじみのお色気場面とサウナの場面にモザイク入れたりといった、ほとんどドラマとは関係ないお楽しみの部分でひたすらがんばって見せている感じなので、ドラマ自体を楽しみたい方は他のものを見られたほうがよいのでは。ただ、視聴率16.0%、瞬間最高で20.4%と聞かされると、もはやドラマなどいらないのかもとも思えてくる。(麻生結一)


第十四話「侍」(1/28放送)
☆★
 電王堂の営業2課課長・村上(伊原剛志)がある日突然、侍の格好で出社してきて、正義のために悪を成敗しはじめたそのわけは?、といういつもにもましての変形型。その剣の達人ぶりは、中学・高校時代に剣道部で鍛えた昔とった杵柄とのことで、最後只野(高橋克典)が村上に助太刀するあたりがいつもとは目先の違ったところ。
 現代劇に侍姿って、さすがは大河ドラマのトメまではった伊原剛志の役どころ?! ドラマ的にうまくいっていたかどうかは、言うまでもないが。(麻生結一)


第十三話「コネ入社」(1/21放送)

黒川(梅宮辰夫)「広告代理店の宿命として、コネ入社の社員がいる」

との生々しいスタートこそが今回最大の見どころ?! 只野(高橋克典)が毎夜毎夜女性をホテルのスイートルームに連れ込んでいるコネ入社の大河原(大山英雄)らを懲らしめるというお話だが、紀子(櫻井淳子)と真由子(三浦理恵子)の負け犬連合結成などがはさまれるも、基本的にはお色気路線まっしぐらという感じで、もはやドラマはどうでもよくなっている。まぁ、それはそれでありでしょうけど。(麻生結一)


第十二話「男の幸せ」(1/14放送)
☆★
 金曜ナイトドラマ枠では過去最高の平均視聴率を誇るシリーズが、そこに需要があったことを改めて認識させたエッチシーンをさらに増強して復活。何だか聞いたことがあるようなテレビ局の黒いお話も、それをカモフラージュするかのようにエッチシーン満載というよりは、エッチシーンに埋もれて何だかよくわからなくなってしまっている感じ。『ごくせん』同様に、肩のこらないワンパターンのよさはあるかもしれないけれど。
 局内では王様とまで呼ばれ、番組に起用してやるという口約束で夜な夜な若いタレントを食い物にするジャパンテレビのプロデューサー・麻利俊之(小木茂光)が手がけている番組は『たかしのTVハッスル』、『いま実家ステーション』、『ガニ又金太郎』、『たんぼ倶楽部』、『ワニ皮買っ太郎』と自社番組パロディ、および出演者絡みでまとめた模様。
 それにしても飯村アナは、相変わらずお上手ですね。(麻生結一)




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