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| 熱き夢の日 | (フジテレビ系2004.10.15) |
| 〜2002年ワールドカップを招致した男たち〜 制作/フジテレビ、共同テレビ チーフプロデューサー/西渕憲司、中山和記 プロデューサー/小室俊一、貸川聡子 脚本・構成/神山由美子、藤本匡介 演出/藤田明二 出演/高瀬和彦…伊藤英明、村田忠男…伊武雅刀、アン・ウィハン…イ・ジフン、江森保之…斉木しげる、宮沢喜一…黒部進、岡野俊一郎…森下哲夫、釜本邦茂…山本龍二、小倉純二…渡辺憲吉、チョン・モンジュン…キム・ミョンジュン、川淵三郎…西岡徳馬、吉村梨香…藤原紀香、長沼健…宇津井健ほか |
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☆☆★ 日韓共催で行われた2002年ワールドカップ。その共催が決定するまでに日本と韓国が繰り広げた熾烈な招致合戦を、後に招致委員会のメンバーとなる日本人の高瀬和彦(伊藤英明)と韓国人の安儀煥=アン・ウィハン(イ・ジフン)の17年間に及ぶ友情と反目を軸に描いた実録ドラマ。テーマの興味深さとともに目を引いたのが、脚本・構成に名を連ねる神山由美子&藤本匡介のコンビ。あの誰も見ていなかった伝説的作品『深く潜れ〜八犬伝2001〜』を生み出したご両人のタッグ再結成とあらば、見逃すわけにはいかない。神山さんはこの枠の実録シリーズとしては『実録 福田和子』でも実に見事だった。 ドラマはワールドカップ招致に日韓の両サイドが過剰なまでにエスカレートしていく様を日本サイド中心に描いており、随所に見ごたえがあったし、その資料的な価値も高い。ただちょっと気になったのは、実在の人物が実名のままで登場するだけに若干は致し方ないとしても、日本招致委員会のメンバーたちがあまりにも献身的にして英雄的に描かれているあたり。誠実さにおいての完全無欠さは逆に嘘っぽさともなるだけに、『虹のかなた』で殺し屋を演じていた山本龍二扮する釜本邦茂のサッカー教室にさえも参加者はまばらだったちょっと前まではまったくのマイナースポーツだったサッカーの置かれていた状況に逆にリアリティを感じてみたり。眼鏡をかけている長沼健演じる宇津井健は眼鏡をかけておらず、眼鏡をかけてない岡野俊一郎に扮する森下哲夫は眼鏡をかけてるって、そこに意図はあった?! そんな中でも高瀬が「俺はお前が気に入らないだけだ。韓国に恨みはない」と言い放つに、安儀煥が「俺はお前が好きだ。ただ、日本が嫌いなだけだ」と切り返す苦々しさにこそ実感があったか。これがドラマ部の最後の台詞とは複雑な気持ちにもなったが。(麻生結一) |
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