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ママは女医さん (TBS系月〜金曜13:00〜13:30)
愛の劇場
製作/ファインエンターテイメント、TBS
企画/植田博樹、山田康裕、渡辺信也
プロデューサー/森川真行
脚本/清水曙美
脚本協力/藤岡麻美
演出/いとうとしひろ、冨塚博司
音楽/水島康貴
主題歌/『ミルクティ』Bunny²
出演/皆川奈津子…床嶋佳子、早瀬浩介…関口知宏、皆川和之…中丸新将、皆川直子…山下容莉枝、皆川沙也香…橋口恵莉奈、本間行彦…宮下直紀、波多野悦子…広岡由里子、長谷川悟…伊藤正之、皆川みどり…宝積有香、立石里美…城山未帆、横井由利…山崎華奈、高野美樹…早瀬英里奈、高野克郎…境賢一、井川千加…桜井ちひろ、高橋時子…後藤祐里、館林稔…川崎麻世、山岸…芦澤弘、山辺…別府康男、長尾孝道…内田勝正、長尾恵子…村野友美、山本直也…川崎一馬、大垣文江…大田沙也加、大垣幸弥…長谷川遼、杉田真理…黒沢朋世、男性患者…山本悠介、女患者…曽川留三子、女患者…上杉二美、杉田早苗…千島陽子、吉村ルミ…近藤真由、笹岡洋治…木本侑輝、患者田中…川向基公、皆川須美代…中原ひとみ、皆川慎一郎…山本圭
ほか

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第6週(11/22〜11/26放送)
☆☆
 館林(川崎麻世)とアメリカで暮らすにしても、浩介(関口知宏)と病院に残るにしても、結局はそのどちらも奈津子(床嶋佳子)の積極的な選択肢ではないあたりに、このドラマのヒロインが終始輝かなかった原因があるように思える。それに比べれば、姉・直子(山下容莉枝)なんて積極果敢かつ傷つきやすい部分もあってと、妹の奈津子に比べれば幾分かダイナミックだった。まぁ、奈津子と浩介の両思いという大前提がどこに端を発するのかもさっぱりわからないんだけど。(麻生結一)


第5週(11/15〜11/19放送)
☆☆
 館林(川崎麻世)が本当の父親だと知って沙也香(橋口恵莉奈)は館林と一緒に住みたいと言い出したものだから、奈津子(床嶋佳子)も親子3人でアメリカにわたることを決意したみたい、という本筋の方はそれほど興味を引かないが、副院長である和之(中丸新将)のベタな悪代官ぶりや、心ならずも10歳も年上の女にはまった本間(宮下直紀)と直子(山下容莉枝)のアツアツカップルぶりの方は結構楽しかったりもする。浩介(関口知宏)が大学に戻れば10年後には教授の椅子が約束される。すると皆川病院がグランド病院になったときに、大学病院から医師を送り込んでもらうことが出来るって、それじゃまるっきり『白い巨塔』じゃないの。(麻生結一)


第4週(11/8〜11/12放送)
☆☆
 館林(川崎麻世)が奈津子(床嶋佳子)と沙也香(橋口恵莉奈)共々親子三人でアメリカに行こうという提案が週冒頭にあってから、お話はパタリと前に進まず。皆川病院の副院長・和之(中丸新将)の娘・みどり(宝積有香)が館林こそが本当の父親だと沙也香にバラすまでに1週間も必要だろうか。
 そのみどりを演じる宝積有香は、同枠の『大好き!五つ子』シリーズでは徹底的にいい人を演じるも、ここでは『水戸黄門』の悪代官ばりに腹黒い父・和之に負けないほどの悪人ぶりを見せつけ中。(麻生結一)


第3週(11/1〜11/5放送)
☆☆
 かつての奈津子(床嶋佳子)の恋人であり、沙也香(橋口恵莉奈)の実の父親でもある、いまや有名建築家となった館林(川崎麻世)が骨折して皆川病院に入院。沙也香が館林に日に日になついていくにしたがって、奈津子はもはや隠し切れないと真実を館林に告白する。
 エピソード毎に秘密がバレるかもとのそれなりのヒヤヒヤは用意されてしかるべきも、奈津子があまりあせってる風に見えないので、見ている方としても大して一喜一憂せずにすむのは作品としてはどうなんだろう。(麻生結一)


第2週(10/25〜10/29放送)
☆☆
 奈津子(床嶋佳子)の娘・沙也香(橋口恵莉奈)は転校するなり同じクラスの真理(黒沢朋世)たちにいじめられるも、徹底的に仲間はずれにされた遠足のときに山の中ではぐれた真理を助けたことをきっかけに和解。遠足に救急セット持たせるなんて、奈津子はどんな母親かと思ったけれど(リュックを開くまでそれに気がつかない沙也香も沙也香だけれど)、なるほど大人顔負けの応急処置をさせたかったのか。
 そんな沙也香の実の父にして建築デザイナーの館林(川崎麻世)が足をケガして皆川病院に入院してくる。それと知らない二人の交流が次週以降のメインストーリーになる模様。(麻生結一)


第1週(10/18〜10/22放送)
☆☆
 父・慎一郎(山本圭)の反対を押し切って駆け落ちするも、結局はシングルマザーになった女医の奈津子(床嶋佳子)は、母・須美代(中原ひとみ)の手引きで娘・沙也香(橋口恵莉奈)を連れて9年ぶりに実家の皆川病院を訪ねるも、慎一郎とのわだかまりは取れぬまま。そんなこんなでドサクサにまぎれて奈津子は皆川病院に勤めるところまでが第1週。
 院長の慎一郎が病気療養中のために、病院をゆだねられている従弟であり副院長の和之(中丸新将)が悪代官風のキャラクターだったりするベタさ加減からして、このドラマに新鮮な面白みを求めるのは難しそう。それもまた昼ドラの昼ドラたるところなのだけれど。(麻生結一)




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