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夫婦。 (TBS系日曜21:00〜21:54)
製作著作/TBS
制作/TBSテレビ
プロデューサー/八木康夫
脚本/遊川和彦
演出/清弘誠(1、2、5、6、9、11)、高成麻畝子(3、4、7、8、10)
音楽/千住明
主題歌/『あなたが好きで』森山良子
出演/山口太一…田村正和、山口華…黒木瞳、山口菜穂…加藤あい、山口順…塚本高史、敏江…深浦加奈子、照代…今井陽子、川津春、川村陽介、飯野めぐみ、田代忠雄、角野卓造、元木マサ子…松原智恵子、内海桂子、田中実、赤井時孝…宮迫博之、須永慶、山口香緒里、青木麻由子、君嶋ゆかり、小林麻子、半海一晃、曽川留三子、神野美紀、櫻庭博道、広重玲子、田之上静香…西田尚美、元木慎吾…大森南朋、待田幸子…羽田美智子
ほか

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第6回(11/14放送)
☆☆
 通販で紹介した商品であるICレコーダー相手に浮気の言い訳し続ける太一(田村正和)の様はそれなりに面白かったりするんだけど、女性のキャラクターがことごとくおバカさん風なのにはどうしても首を傾げざるを得ない。男にとってひいてしまう要素の塊となる幸子(羽田美智子)にいたっては、あみんを熱唱するストーカーに?!
 結局、太一は華(黒木瞳)の前で幸子と電話で決別。再び愛を確かめあった夫婦の抱き合う姿で終わるハッピーエンドに

太一「ドラマの最終回みたいでしょ?」

と語りかけるひねり具合もよろしく、次回に続く。(麻生結一)


第5回(11/7放送)
☆☆
 太一(田村正和)の浮気に嫉妬した華(黒木瞳)が、結婚当初からつけ続けていた家計簿は破るは、冷蔵庫の中のものはぐちゃぐちゃにしてしまうはの盛大な大爆発からはじまって、茶飲み友達との浮気チェックといったワイドショーちっくなネタを挟みつつ、慎吾(大森南朋)の母・マサ子(松原智恵子)が挨拶にやって来るなり倒れちゃって、順(塚本高史)の音頭で病院に連れて行くと、今度は華と静香(西田尚美)の対決になったりといろいろやってくれてはるんだけど、基本的には田村正和の腹芸頼みの印象。それにしても、マサ子がしゃべってたのは何弁?北から南までの方言がごった煮になってた感じだけど。(麻生結一)


第4回(10/31放送)
☆☆
 太一(田村正和)の指に結婚指輪がないことに気がついた華(黒木瞳)は太一の言動を怪しみはじめて……、指輪は幸子(羽田美智子)のところに落としてきてしまっており……、とよくあるパターンが依然として繰り返されるのみ。結婚式に夢中になる奈穂(加藤あい)も単なるおばかさんにしか見えない。(麻生結一)


第3回(10/24放送)
☆☆
 太一(田村正和)と幸子(羽田美智子)が不倫関係になった以外には第1回以来大した展開はなし。その幸子がどうして太一に引かれているのかも謎だし。ちょっとしたファザコン?!(麻生結一)


第2回(10/17放送)
☆☆
 前話から引き続いての菜穂(加藤あい)と慎吾(大森南朋)のカップルが予約した結婚式場をキャンセルするしない云々話にはいっさいの新味も意外性もないが、何はともあれ父親である太一に扮する田村正和の独演会ぶりを邪魔してないってことはありってことか。定番となりつつあるオープニングのテレビショッピングの仕切りぶりと、クロージングの夫婦の破局を近い将来の決定事項として吐露する場面がいかにも田村正和的でやっぱり楽しい。(麻生結一)


第1回(10/10放送)
☆☆★
 通販会社社長・太一(田村正和)がテレビショッピングで軽妙なトークで視聴者に商品の紹介をする様は、まるで『ツーハンマン』の草刈正雄だが、ドラマの骨子は田村正和が頑固親父をステレオタイプに演じた『オヤジぃ。』『おとうさん』とさほど変わりない。古女房・華(黒木瞳)との関係性もいたって型通りだが、いつもよりは子供の数が少ない分=菜穂(加藤あい)+順(塚本高史)、太一の話により重きがありそう。
 そんなことよりも(?!)、菜穂が太一の部下である慎吾(大森南朋)と勝手に結婚式を予約した幸子(羽田美智子)がウェディングプランナーを勤める式場に行った際、娘の式に出席することを拒否し飲んだくれてとぐろを巻いている父親役で角野卓造が登場。田村さんと角野さんのツーショットを見るに、『カミさんの悪口』シリーズの黄金コンビを思い出す。あれは笑えましたよね。出来れば、あれから10年後程度の設定であのパート3をやってほしいなぁ。って、それがこれなの?!(麻生結一)




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