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ピュア・ラブ2 | (TBS系月〜金曜13:30〜14:00) |
製作著作/毎日放送 制作協力/MBS企画 制作/山田尚 プロデューサー/山本実、池田仁美 作/宮内婦貴子 演出/山本実、皆元洋之助、竹園元 音楽/栗山和樹 主題歌/『chimeless days』kazami 出演/麻生木里子…小田茜、麻生菊乃…高田敏江、遠宮陽春…猪野学、成田牧子…衣通真由美、吉住忍…尾崎麿基、戸ノ山さつき…楠見薫、鈴口典美…今村雅美、青柳裕太…窪田翔太、元木ルナ…樋井明日香、青柳ちづる…みやなおこ、柳田真…福田賢二、森田雄貴、高木伸隆…辻内将人、佐竹基生…土肥徹平、花岡未央…岡本奈月、青沼佑樹、山本倫大、宇都宮可奈、豊住恵里奈、望月智成、佐竹亨…林泰文、白井昭彦…石倉三郎、森本宗達…川津祐介、麻生周作…篠田三郎ほか >>公式サイト |
第8週(1/20〜1/24放送) ☆☆★ 誠実に淡いハッピーエンドが、いかにもらしかった最終週。移動教室(=修学旅行のことらしい)のお土産に、ルナ(樋井明日香)が買ってきた恋愛成就祈願のペアお守りが、こそばゆくも微笑ましく、木里子(小田茜)と陽春(猪野学)の行く末を明るく照らす。 龍雲寺にかりんとうが欠かさないのは、信者にかりんとう屋がいたから、などという秘密が今さらに明かされたり、老師(川津祐介)の言葉が常に直接話法で語られる法則がいつの間にか出来上がっていたり(子供たちはおろか、陽春までも!)、お茶目なパート盛りだくさんは、「背水の陣」「まな板の上の鯉」などといった慣用句を連発しつつも、無菌室で抗がん剤投与に耐える木里子の壮絶さを和らげようとしてか。幹細胞血が赤い糸とは、あまりにも悲しい。目指していた中学に行けなくなったルナに、 「ひるむな」 って陽春の助言にも、このドラマらしい奇妙な味があり。これはパート3もあるな。(結) 第7週(1/13〜1/17放送) ☆☆☆ 第1シリーズから考えても、まさかこのドラマに☆☆☆をつけるときがこようとは。台詞の旧態ぶりも発想の紋切型も乗り越える、陽春(猪野学)が毅然と示す無償以上の愛の形。そういえばこのドラマのタイトル、『ピュア・ラブ』だったっけ。 禁欲愛のじれったさに、つい次回が見たくなる。大いなるハードルだった忍さん(尾崎麿基)にもだいぶ慣れてきたし。命の尊さについて語る宗達(川津祐介)の説法は、テレビごしでも有り難や。その切れ目なく続いていく命も、クローンベイビーが現実味を帯びてくるとなると形無しだけど。 陽春(猪野学)が作ってきた禁欲のひじきに歓喜する木里子(小田茜)の幸福感に、ほんの一瞬救われる思い。小田茜のせつなげも、パート1に比べて説得力が出てきた。(結) 第6週(1/6〜1/10放送) ☆☆★ 主人公に苛酷を与え続けるドラマの意地悪はさらに極まり、木里子(小田茜)の白血病がとうとう再発する。骨髄の再移植をめぐって、ドラマはいよいよクライマックスへ(まだあと2週ありますが)。 ただ、今の時代を紋切型に反映させようとしすぎる小学生像には鼻白む。これさえなかったら、一切の気恥ずかしさからも開放されるんだけど。(結) 第5週(12/23〜12/27放送) ☆☆★ 木里子(小田茜)が6月20日だって言ってるのに、限定してしまうと寺の行事と重なるかもってわざわざ日にちの弛みを断わる陽春(猪野学)も、かなり細かいね。 「いっちゃ悪いけど、気味が悪いよ」by典美(今村雅美) って、まったくその通り。そのドラマとしての自覚にホッとしたりもして。 新キャラ、未央(岡本奈月)とルナ(樋井明日香)の裕太(窪田翔太)をめぐる争いにも興味津々。木里子が授業中に吐血してしまうラストは、その描写も成り行きもMAXなショック・シーンでしょう。このドラマは年明け後もまだ続きます。(結) 第4週(12/16〜12/20放送) ☆☆★ 瞬間最大風速的ながら、パート1から含めて初めて、このドラマを面白いと思う(よくぞここまでガマンして見続けたものよ)。木里子(小田茜)と陽春(猪野学)の忍ぶ愛の高まりに変に興奮したりして。その非日常的な禁欲ぶりは、視聴者の常識的感覚を麻痺させてしまう?! 結構、随所に意地が悪いんだよなぁ。(結) 第3週(12/9〜12/13放送) ☆☆ 会わずにここまで胸を焦がしあう男女って、もはや天然記念物級でしょう。気恥ずかしさも、次第に微笑ましさに転嫁してくる。ここまで型が決まってれば、『ピュア・ラブ3』だっていけるはず。(結) 第2週(12/2〜12/6放送) ☆☆ 「おビール」の“お”こそがこのドラマの象徴。すべてに“お”をつけた感じが、ドラマの進行を妨げる。 「まぶしいほど美しい」=小田茜 それは確かにそうなんだけど、もっと陽春(猪野学)の禁欲エピソードも見たい。(結) 第1週(11/25〜11/29放送) ☆☆ この極ピュアストーリーに第2弾があったとは驚き。どことなく嘘っぽい雰囲気は、この第2シリーズでも健在のようです。(結) |
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