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赤ひげ (フジテレビ系2002.12.28)
制作著作/フジテレビ
制作協力/映像京都
企画協力/黒澤プロダクション
プロデュース/保原賢一郎、西岡善信、酒井実
原作/山本周五郎『赤ひげ診療譚』
脚本/井手雅人、小国英雄、菊島隆三、黒澤明
脚本協力/伊川尚孝
演出/河毛俊作
音楽/石田勝範
出演/新出去定(赤ひげ)…江口洋介、保本登…伊藤英明、森半太夫…山田孝之、お杉…星野真里、おゆみ…ともさかりえ、おくに…松下由樹、おとよ…鈴木杏、長次…中村壱太郎、六助…上田耕一、おたけ…鷲尾真知子、おとく…片桐はいり、おかつ…広岡由里子、入所患者1…山谷初男、入所患者2…緋田康人、娼家の女主人・きん…浅野ゆう子、ちぐさ…中山忍、五平次…火野正平、おこと…山口美也子、松本三佐衛門…石橋蓮司、松平家家老…平田満、松平壱岐…田窪一世、利兵衛…小野武彦、長次の母…秋山菜津子、登の父…神山繁、まついきよし、田村たがめ、東田達夫、山本竜二、山崎貴司、中村京子、楠年明、松村康世、松田和、川上玲奈、爰野寛太、登の母…八千草薫、津川玄三…原田泰造、まさえ…長谷川京子、おなか…宮沢りえ、佐八…小林薫
ほか



☆☆
 一つ一つのエピソードが薄味で、どうにもパッとしない。映画版ではあれほど印象的だった赤ひげが悪漢を退治する場面もあまりに平凡。考えなしに『トリスタンとイゾルデ』を流したりするのにも抵抗がある(その節操のなさがある意味、黒澤的だったりもするんだけど)。
 『救命病棟24時』と見間違う男優陣は迫力不足。『迷路の歩き方』とはまたまったく違った引出しで好演した鈴木杏と、庶民役があまりにもはまってる星野真里が中では印象的。(結)




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