レビュー：ツーハンマン

ツーハンマン

（テレビ朝日系金曜23：15～0：10）

制作/テレビ朝日、共同テレビ
チーフプロデュース/黒田徹也
プロデュース/杉山登、船津浩一、鈴木伸太郎
脚本/鈴木聡
演出/土方政人（1、2、6、10、11）、松田秀知（3、4、7、8）、杉山登（5、9）
音楽/本多俊之
主題歌/『Sweat』ブロッサム
ナレーション/キートン山田、ケイ・グラント
出演/山田誠…中村俊介、立木結花…川原亜矢子、金子幸彦…小橋賢児、ツボマン桑原…田口浩正、グラディス菅原…鈴木砂羽、平林健…玉木宏、アリー藤野…ベッキー、原田修一…橋本さとし、マッチョ松本…菊池均也、大谷洋子…牛尾田恭代、俵木藤汰、しらたひさこ、芝崎昇、山崎めぐみ、神谷涼、神野美紀、平田満、リリィ、松戸俊二、小林隆、大谷みつほ、Salty-Sugar、朝川真帆、深海理絵、森末向、太田光輝、正司照枝、相沢真紀、中里栄臣、山田澄江…草村礼子、相沢宗男…二瓶鮫一、寺岡麗子…真矢みき、寺岡優介…草刈正雄ほか

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第10回（9/13放送）
☆☆
　ミラクルハイテンションだった真矢みきにも、しっとり見せ場。ほんとこのドラマって、持ちまわりローテーションを守るねぇ。あと出てきてないのは、制作アシスタント役の牛尾田恭代ぐらいか。タイムリミットまであと一回！（結）

第9回（9/6放送）
☆☆
　いきなりモテモテのジミー篇。
「『走れメロス』を思い出せ！」
の台詞に限らず、優介（草刈正雄）さえ登場すれば、ドラマは輝きを取り戻す。川原亜矢子の愕然演技は、やはり絶品。もはや、愕然とさせれば日本一か?!相も変わらず、ツーハンマンの口上は冴えないねぇ。（結）

第8回（8/30放送）
☆★
　なぜかまた、草刈正雄はニューヨークに去り、ドラマは停滞する。持ち回りエピソードは『さくら』よりは若干マシか、小学生レヴェル。（結）

第7回（8/23放送）
☆★
　どうにもメインエピソードがつまらなすぎてツライ。草刈正雄あってこそのこのドラマ。来週から復活に期待するしかないか。（結）

第6回（8/16放送）
☆☆
　大橋巨泉がダジャレの戦犯扱いとは、いかにも小劇場的な小ネタだこと。まぁ、深夜だから許されるお遊びということで。
　今回はプレゼンテーターの中でも一番地味な松本（菊池均也）の持ち回りの回だっただけに、どことなく地味な出来ばえ。もともとプロットは退屈スレスレを行き来しているだけに、何かしらのプラスアルファという大爆発がないと、ちょっと厳しいところ。真矢みきのMCぶりは楽しげではあるんだけど、エレガント過ぎてインパクト不足。むしろ、ベッキーの草刈化に笑った。（結）

第5回（8/9放送）
☆☆★
　リフレッシュデーとは、また無理のある設定をヌケヌケと。麗子（真矢みき）のダンス教室はバカバカしくて楽しいんだけど。これまでほとんど出番のなかった鈴木砂羽にようやくお鉢が回ってくるも、よりおいしい役は、やっぱり“ヤンキー”ベッキーの方かな。ひと昔の鈴木砂羽は、むしろおいしい役をやってたはずなんだけど。（結）

第4回（8/2放送）
☆☆★
　PVをシーパラダイスで撮影するおとぼけエピソードで、ドラマは若干盛り返す。“ヤンキー”版ベッキーの目つきの悪さも傑作。鈴木砂羽は初のまとまった台詞だったかな。（結）

第3回（7/26放送）
☆☆
　回を追う毎に平凡な出来なっていく。みどころはもはや、川原亜矢子&草刈正雄に真矢みきを加えたオーバーアクト合戦のみか。それにしても、どうしてツーハンマンはべらんめぇ口調なの？（結）

第2回（7/12放送）
☆☆
　パターンが見えちゃうと、なかなかに難しいところ。プロットに新味を出しづらいとすると、ひたすらに川原亜矢子と草刈正雄のオーバーアクトコンビの大爆発にかけるのみ。
　ところで、ベッキーより鈴木砂羽の方が出番少ないってどういうこと？（結）

第1回（7/5放送）
☆☆★
　テレ朝深夜テイスト炸裂！どう見たって、ツーハンマンは中村俊介だろう！、って、それこそがこのドラマの身上か。草刈正雄がケレン味の塊と化して怪演を見せる。クローゼットに隠れる川原亜矢子の顔演技も凄いぞ！（結）