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結婚泥棒 (NHK総合月曜21:15〜21:58)
月曜ドラマシリーズ
制作・著作/NHK
制作統括/家喜正男
作/ジェームス三木
演出/大友啓史(1、2、5、6)、松浦善之助(3、4)
音楽/おかもとだいすけ
エンディングテーマ曲/『漂流の羽根』鬼束ちひろ
出演/板倉英一郎…橋爪功、村井宏美…久我陽子、辻川清美…榎本加奈子、辻川里美…前田亜季、村井宗一…田辺誠一、板倉英一郎(本物)…山下規介、青山俊吉…村松利史、刑事…板尾創路・蔵野孝洋、飯島隼人…後藤光利、松崎さやか…横井美帆、警官…九太朗、神父…二宮聡、小夜子の夫…沼崎悠、オルガン奏者…坂戸真美、板倉しのぶ…一谷真由美、塚本良平…YOU THE ROCK★、小竹雅則…マギー司郎、青年…山崎邦正、青年の母…松美里把、神父…トニー・セテラ、看板業者…林家しんぺー、アナウンサー…瀬戸カトリーヌ、男子高校生…伊藤友樹・畑野健人、小夜子の母…市川千恵子、片岡真理子…磯野貴理子、衣笠モヨ子…鷲尾真知子、辻川小夜子…富司純子
ほか

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第6回「母のプロポーズ」(10/28放送)
☆☆★
 ジェームズ先生脚本のドラマって、毎度のことながら愛息(山下規介)の登場には苦々しい思いをさせられるんだけど、ドラマの大勢にはさしたる影響なし。結婚しないと訴えるという逆転技が最後に決まって、乗り切れなかった前半戦のもどかしさを挽回した格好。(結)


第5回「詐欺師ってホント?」(10/21放送)
☆☆★
 小夜子(富司純子)ご乱心で、突然面白くなる。まぁ、NHKのドラマにはよくあることですけど(というよりも、ジェームズ先生脚本作によくあることか?!)。小夜子と清美(榎本加奈子)との取っ組み合いの手持ちな感じは、いかにもNHK的な酷烈さ。橋爪さんは、本編以上にタイトルバックで怪演。かなり珍しい例です。(結)


第4回「お母さんが危ない」(10/14放送)
☆☆
 ドラマは佳境に突入も、エンドロール以上に面白いシーンはいまだなし。っていうか、何でこのドラマの主題歌が鬼束ちひろなの?(結)


第3回「夫婦回復作戦」(10/7放送)
☆☆
 チンドン屋風の音楽が、どうもしっくりきませんね。そんな喧騒って、どこにもないでしょ。やたらにみんな、落ち着いちゃってるし。(結)


第2回「愛のテクニック」(9/30放送)
☆☆
 この日、NHK女優まっしぐらの榎本加奈子が『スタジオパークからこんにちは』に出演。声、うわずってて、かなり緊張してたみたいだけど、料理まで作っての大サービスでした。
 ところが、ラスト5分となったところで内閣改造人事ニュースが入ったため、唐突に番組は打ち切りに。これは、いくらなんでも酷いでしょう。天災や大事故ならまだしも、中途半端な内閣改造人事のニュースを5分待てないって、絶対おかしい。ここのところのNHKにはホント、頭にくる。まわりまわって、この番組も時間変更の憂目にあったのです。ビデオ予約派泣かせだね。
 ドラマですか?まぁ、こんなもんでしょう。(結)


第1回「危険な訪問者」(9/23放送)
☆☆
 手練のしわざか、抜群の安定した滑り出しに、もう見なくてもいいのかもとも思う。少なくともジェームズ先生、『真夜中は別の顔』以上の仕事はすでに果たした?! 久我陽子、榎本加奈子、前田亜季の並びは、意表をついていてある意味壮観です。今後、榎本加奈子はNHK女優と化す可能性大とみた。(結)




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