レビュー：焼け跡のホームランボール

焼け跡のホームランボール

（NHK総合2002.08.11）

NHKスペシャル
制作・著作/NHK
制作統括/土屋秀夫、大津山潮
原作/井上ひさし『下駄の上の卵』
脚本/尾西兼一
演出/田中賢二
音楽/栗山和樹
語り/緒形拳
出演/広沢修吉…鈴木祐真、佐藤政雄…小林宏至、山形朝彦…北山小次郎、君塚実…内山昴輝、横山正…吉野奨基、アイ公…矢部裕貴子、バンマス…大杉漣、ジャーマネ…清水美砂、小宮山和枝…つみきみほ、修吉の母…余貴美子、院長…岡本富士太、団子屋のお姉さん…梅沢昌代、戦闘帽…阪本浩之、列車手…阿南健治、RTO…岸本祐二、警察官…塩屋俊、アイ公の母…多田慶子、くじ売り姉さん…弘中麻紀、団子屋のオヤジ…堀田真三、防空壕のおじさん…松平龍門、ランニングシャツの男…千葉清次郎、木村公三郎…小野賢章、ケンジ…千代将太、昭介…前田賢、長山ゴム社長…イッセー尾形、吉田国子…細川直美、置賜博品館ご隠居…石坂浩二ほか

☆☆★
　恒例の終戦ドラマがいつから向田邦子物から井上ひさし物に、TBSからNHKに枠が変わったか、定かではありませんが（去年？）、アメリカからお帰りなさいの清水美砂が出ることだけは変わらない模様です。
　ドラマはいろいろと詰め込んでいるだけにダイジェスト的なめまぐるしさも、小さなプロットからその時代を描こうとするスタンスは、機知に富んでいる。（結）