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昭和ロマネスク 愛・倫廻のワルツ (TBS系2002.08.12)
月曜ミステリー劇場:夏の特選サスペンス
製作/ザ・ワークス、TBS
プロデューサー/照喜名隆
原作・脚本/川内康範(短編集『受胎』より)
監督/真船禎
挿入歌/『誰よりも君を愛す』松尾和子
出演/三村保夫・三村一男…内藤剛志、三村かおる…細川直美、東寺亜矢子…中本奈奈、母・まこと…絵沢萌子、女優…奈良富士子、木野花、川上常務…原田大二郎、中村記者…布川敏和、安西まさみ…高橋ひとみ、野中監督…夏八木勲
ほか



☆☆
 サブタイトルの“昭和ロマネスク”って何だろうと思って見始めたのですが、確かに“昭和ロマネスク”以外の何物でもないと思わせる古めかしさがいたるところで炸裂しておりました。効果音なんかも、いたるところでそれはないよって感じだし、いまどきパイロットの薬がこぼれてって、そんな古風な技を使うのもねぇ。
 輪廻という主テーマは納得いくものだけれど、高橋ひとみが怪演するお姉さんが壊れていくと歩みを同じくして、話の方も崩壊していく。その2つのプロットの共存には無理があった。いい予感してたんだけどなぁ。(結)




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