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さくら (NHK総合月〜土曜8:15〜8:30)
連続テレビ小説
制作・著作/NHK
制作統括/吉川幸司
作/田渕久美子
演出/清水一彦(1〜3、8、9、15、16、19、25、26)、佐藤譲(4、5、10、11、23、24)、藤澤浩一(6、7、12、13、17、20、21)、新田真三(14)、木村明広(18)、三鬼一希(22)
音楽/小六禮次郎
語り(松下武朗)/大滝秀治
出演/松下さくら…高野志穂、桂木慶介…小澤征悦、沼田筆子…浅田美代子、沢田純一郎…野口五郎、竹下徹…笹野高史、沼田(鮎沢)みどり…熊谷真実、松下一朗…寺泉憲、松下響子…太田裕美、沼田健一…河西健司、戸田真樹子…高橋かおり、ロバート・ホフマン…セイン・カミュ、松下もも…板倉香、レオナルド…ラモス瑠偉、夏子…鈴木砂羽、マイケル・ホフマン…マーティ・キーナート、ハワイアン歌手…KONISHIKI、鮎沢信也…斉藤洋介、徳富静山…沼田曜一、川口良彦…新井康弘、松本なよ子…森公美子、中曽根富士子…大川栄子、花園まどか…鍵本景子、守口武…見栄晴、矢富信吉…岩崎ひろし、勅使河原容子…今村恵子、寮母…此島愛子、ベン…ケント・デリカット、沼田省一…飯泉征貴、沼田佳奈子…長澤まさみ、沼田大介…江成正元、篠崎えりか…石田未来、沼田(鮎沢)拓也…阿部修也、沼田さくら…諏訪汐香、桂木敏夫…真実一路、桂木茂子…野間洋子、田上隆介…斉藤拓実、庄司照男…荒木優騎、海原涼子…辻沢杏子、中西…伊沢勉、高梨伸之…古木一茂、遠山洋平…豊嶋稔、大庭弘子…高村尚枝、雪村哲治…岸本光正、井上雅彦…加藤千秋、竹内遼平…川本貴則、宮崎雅弘…茅野航平、小田哲生…安藤奏、牛丸彰…小林元樹、大久保潤…石原裕太、高松祥平…崎本大海、高橋智史…内村智章、アイーシャ…ディア・ベネディクト、イボンヌ…マサボ・イザベル・ナオミ、PTA会長…藤田宗久、PTA役員…福井裕子・松田智恵子・横尾香代子、大江…吉野悠我、ハワイアンバンド…山内雄喜・上原まき、倉持正隆…山口剛、石川敬司…大島字三郎、竹下綾子…井上夏葉、医者…大槻修治、校長…佐奈田恒夫、教頭…山本哲也、回想の大作…草野康太、回想の淑子…浅井江理名、沼田孫作…奥村公延、野本トキ…冨士眞奈美、沼田たね…佐々木すみ江、桂木諌子…樫山文枝、神山功…小林亜星、神山はま…中村メイコ、曙大作…内藤武敏、松下淑子…津島恵子、中曽根正晴…江守徹
ほか

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■最終週「かわいい子には旅をさせよ」



第151〜156回(9/23〜9/28放送)

 今回もまた、新作を再放送が大きく凌駕するBS2の朝ドラ連続放送のシビア。『心はいつもラムネ色』を見ていて、このドラマは間違いなく、藤谷美和子のベストフォームだと確信する。18年前、21歳の彼女はこんな立派な女優だったんです。
 藤谷美和子のみならず、今や『女弁護士高林鮎子』シリーズと『はぐれ刑事純情派』シリーズというドル箱物にのみ安住する真野あずさも、ここに最高の演技を刻む。その神々しいまでの存在感は、クラクラとするほど。今や演技派の名をほしいままにする岸部一徳も、これ以上の素晴らしさは、以後ほんの数回では。脇の脇に至るまで、名優の名演揃い。虚実綯い交ぜの厚みある展開にも魅せられました。
 とりあえずは、『さくら』の話も。

「しつこい」by(誰かが言った)

何?それなりに自覚あったってこと?何週前から同じ話やってるんだっけ?ここまで息切れした朝ドラって、ちょっと記憶にないなぁ。これほどまでに朝ドラに対して興味を失ったのは、いまだかつて『やんちゃくれ』ぐらいか?! 同じ酷い代物でも、まだ『走らんか!』なんかの方が、突っ込みようがあったもんね。ひたすらに、脚本家の力量不足。こういう人を起用しちゃいかんよ。(結)





■第25週「会うは別れの始めなり」


第145〜150回(9/16〜9/21放送)

 曙(内藤武敏)、唐突にハワイへ行く。何という水増しエピソード。

「思い出話はそれぐらいにして」by桂木(小澤征悦)

それはこっちの台詞だ!最終週は過去最低朝ドラ『やんちゃくれ』との比較デッドヒートになる模様。(結)





■第24週「武士は食わねど高楊枝」


第139〜144回(9/9〜9/14放送)

 これまでの総復習が必要なほどに、展開は複雑になってないと思うんだけど。もも(板倉香)はカメラ目線に加えてことわざ連発までやって大活躍も、結局何しに来た?! ご本人も言ってましたけど。(結)





■第23週「鳴かぬ蛍が身を焦がす」


第133〜138回(9/2〜9/7放送)

 もう勘弁して〜っ、という心境。楽しめないという以上に、ここまでドラマが動かないのは、朝ドラ的にはもはや犯罪行為でしょう。真樹子(高橋かおり)だって、もも(板倉香)だって、出てこないより出てきたほうがいいんだけど、すべてがさくら(高野志穂)&桂木(小澤征悦)のウダウダに荷担しているだけと思うと、つらい気持ちになる。(結)





■第22週「遠くて近きは男女の仲」


第127〜132回(8/26〜8/31放送)

 ハワイに帰るなり、桂木(小澤征悦)とくっつくなり、もうどうでもいいからとりあえずは話を動かしてもらえませんかね。ここまで話が先に進まない朝ドラってのも、記憶にないよ。しかも話は幼稚園レヴェルだし。
 時が過ぎ去ることをひたすらに祈るのみとは、朝ドラファンって、何て無力なんでしょう。仕方がないので、毎朝『心はいつもラムネ色』で口直しをする。昔見たときの印象とはだいぶ違って、社会派力作調なのには正直ビックリ。やはり、笑いの世界のドラマって、根が暗いんですよね。(結)





■第21週「恋は思案のほか」


第121〜126回(8/19〜8/24放送)

 すみませ〜ん。もうここ2週間、何の展開もないんですけど、こんなことでいいんでしょうか。朝の貴重な15分間を無駄に使う贅沢なんていらない!
 大体、いまどきこんな恋の鞘当てごっこ、小学生でもやらないだろ。このドラマが教育テレビで放送されてる幼稚園児向きドラマだったら、別にいいんだけど。せめてBSでだけでも、『まんてん』前倒ししてもらえませんか?





■第20週「良薬口に苦し」


第115〜120回(8/12〜8/17放送)
☆★
 画面から察する限り、さくらは大分弱っている模様。その理由がそれほどのものかは定かではない。桂木は別の意味で弱っている模様。その戸惑いがそれほどのものかも、定かではない。





■第19週「明日は明日の風が吹く」


第109〜114回(8/5〜8/10放送)
☆★
 クリスマスのターキー=月見のダンゴ? 驚きの表現はいつも「ワォ」?!まぁ、もうどうでもいいんですけど、それにしてもダメな脚本だ。Skirtがエンディング英単語だった模様。15分見切るのがツライ。





■第18週「運は天にあり」


第103〜108回(7/29〜8/3放送)
☆☆
 結局他の土地にホテル建てるって、そんなバカな。だったらこの数週間は何だったのか。こういうの、多過ぎるよ。このドラマは。





■第17週「あちら立てればこちらが立たぬ」


第97〜102回(7/22〜7/27放送)
☆☆
 ホテル建設計画話で小学校低学年的な幼稚さからはわずかに脱するも、ベタなエピソードの積み重ねは相変わらず。とりあえずはレオナルド(ラモス瑠偉)と夏子(鈴木砂羽)に台詞があってよかった。『ツーハンマン』の鈴木砂羽には、依然台詞がありませんが。
 エンディング英単語、“A”は“Apple”の“A”、“B”はBalloonの“B”、“C”はCandle”の“C”、“D”はDoorの“D”、“E”はEarthの“E”、“F”はFamilyの“F”、“G”はGiftの“G”、“H”はHammerの“H”、“I”はIronの“I”、“J”はJellyの“J”、“K”はKingの“K”、“L”はLoveの“L”、“M”はMagicの“M”、“N”はnoseの“N”、“O”はOnionの“O”“P”はのPenguinの“P”、そして“Q”はQuestionの“Q”でした。





■第16週「合わぬ蓋あれば合う蓋あり」


第91〜96回(7/15〜7/20放送)
☆★
 あ〜ぁ。今週もひねりのないエピソードに退屈することしきり。ここまで幼稚な話を並べられると、もはや怒る気にもなれないけど。
 マーティ・キーナートは好演だったけど、どことなく悲しげ。KONISHIKIとラモスって、『ここが変だよ…』つながりでしょ。初めて鈴木砂羽にまとまった台詞が。エンディング英単語は何だっけ?“P”のPenguinだったかな。





■第15週「苦は楽の種」


第85〜90回(7/8〜7/13放送)
☆★
 お話のあまりの幼稚さに暫し絶句。エンディング英単語、“A”は“Apple”の“A”、“B”はBalloonの“B”、“C”はCandle”の“C”、“D”はDoorの“D”、“E”はEarthの“E”、“F”はFamilyの“F”、“G”はGiftの“G”、“H”はHammerの“H”、“I”はIronの“I”、“J”はJellyの“J”、“K”はKingの“K”、“L”はLoveの“L”、“M”はMagicの“M”、“N”はnoseの“N”、そして“O”はOnionの“O”でした。





■第14週「案ずるより産むが易し」


第79〜84回(7/1〜7/6放送)
☆☆
 今週は再放送枠『心はいつもラムネ色』の放送がお休みで、『さくら』へのモティベーションも低下。なし崩し的に週間の感想に。ストーリーは終始、「案ずるより産むが易し」の反復。出産の場面に破格の時間を割いた点は★プラスも、他は毎度の如く無策に等し。
 エンディング英単語、“A”は“Apple”の“A”、“B”はBalloonの“B”、“C”はCandle”の“C”、“D”はDoorの“D”、“E”はEarthの“E”、“F”はFamilyの“F”、“G”はGiftの“G”、“H”はHammerの“H”、“I”はIronの“I”、“J”はJellyの“J”、“K”はKingの“K”、“L”はLoveの“L”、“M”はMagicの“M”、そして“N”はnoseの“N”だったかな。たぶん。





■第13週「とらぬ狸の皮算用」


第78回(6/29放送)
☆☆
 来週はみどり(熊谷真実)の自宅出産の話みたいです。この構成にはやはり賛同できない。


第77回(6/28放送)
☆☆
 解決どころか話、終わっちゃったんですけど。筆子が筆をおって再び主婦へ、ってのもファンタジーがなくてつまんない。


第76回(6/27放送)
☆☆★
 週の中弛みを防ぐべく、ロバート(セイン・カミュ)登場。疲労困憊の筆子(浅田美代子)が妙にリアル。プラス★。


第75回(6/26放送)
☆☆
「どのモデルできるんだ」の桂木(小澤征悦)の毒舌にのみうける。
 エンディング英単語、“A”は“Apple”の“A”、“B”はBalloonの“B”、“C”はCandle”の“C”、“D”はDoorの“D”、“E”はEarthの“E”、“F”はFamilyの“F”、“G”はGiftの“G”、“H”はHammerの“H”、“I”はIronの“I”、“J”はJellyの“J”、“K”はKingの“K”、“L”はLoveの“L”、そして“M”はMagicの“M”でした。筆子(浅田美代子)の小説家化はまさにMagic!


第74回(6/25放送)
☆☆
 形から入るタイプの筆子(浅田美代子)は、田渕さんの分身?!家事当番とは、随分教育テレビのりですね。


第73回(6/24放送)
☆☆★
 筆子(浅田美代子)、文学賞受賞!、って大体月曜日は調子いいんですよね。





■第12週「義を見てせざるは勇なきなり」


第72回(6/22放送)
☆☆
 このドラマに毎回のコメントは必要か(“か”は反語の“か”)PART2。唐突なさくらのロビーとの関係の懐疑心には?


第71回(6/21放送)
☆☆
 やっぱり金曜にドラマは解決するんですね。


第70回(6/20放送)
☆☆
 エンディング英単語、“A”は“Apple”の“A”、“B”はBalloonの“B”、“C”はCandle”の“C”、“D”はDoorの“D”、“E”はEarthの“E”、“F”はFamilyの“F”、“G”はGiftの“G”、“H”はHammerの“H”、“I”はIronの“I”、“J”はJellyの“J”、“K”はKingの“K”、そして“L”はLoveの“L”でした。今週は内容に適合。


第69回(6/19放送)
☆☆
 中曽根校長(江守徹)の食事会の回、って、よくぞまぁ、こんな古風な台詞を書けるものだ。退屈。


第68回(6/18放送)
☆☆
 高野志穂のヴォイストレーニングの成果に感心感心。おせっかいぶりにうんざり。


第67回(6/17放送)
☆☆
 今週の新キャラはなよ子(森公美子)。沢田先生(野口五郎)のおかしみは、このドラマ中でも一番かな。





■第11週「嘘も方便」


第66回(6/15放送)
☆☆
 ちょっぴりの週まとめと来週の巨大なる予告篇となる週末回は、毎度の如くかわり映えしない。
 このドラマに毎回のコメントは必要か(“か”は反語の“か”)。一週間括りのお話ですからね。


第65回(6/14放送)
☆☆
 真樹子(高橋かおり)はさくら(高野志穂)にネックレスをおくり、さくらは真樹子にノースリーブのシャツを送る。意味的にはあってるんでしょうけど、価格的にはどうでしょうね。さくらはフィアンセのふりをする時にまで、ロビーの写真を持ち歩いてるのね。


第64回(6/13放送)
☆☆
 困った時の必殺“おかめひょっとこ踊り”! 桂木(小澤征悦)の激昂はドラマにアクセントになったかな。
 エンディング英単語、“A”は“Apple”の“A”、“B”はBalloonの“B”、“C”はCandle”の“C”、“D”はDoorの“D”、“E”はEarthの“E”、“F”はFamilyの“F”、“G”はGiftの“G”、“H”はHammerの“H”、“I”はIronの“I”、“J”はJellyの“J”、そして“K”はKingの“K”でした。


第63回(6/12放送)
☆☆
 喫茶店でわだかまりの根源、腕の傷を見せますか?

「お節介なのね。あなたって」by真樹子(高橋かおり)

自覚はあるんだ。


第62回(6/11放送)
☆☆
 初対面で諫子(樫山文枝)からさくら(高野志穂)へと指輪のスピード譲渡、っていくらなんでもそれは早いよ。一週間ですべてを終わらせなきゃいけないので、早まる展開もも無理はないけど。階段落ち付き、ってそんなバカな。


第61回(6/10放送)
☆☆
 郡上踊りにつられて、桂木(小澤征悦)の婚約者になりすますさくらとは、これまでと変わりなく先の読めるプロットもってきたね。
 新キャラ、真樹子(高橋かおり)、桂木の母・諫子(樫山文枝)が登場。樫山文枝も元朝ドラヒロインです。





■第10週「親の心 子知らず」


第60回(6/8放送)
☆☆★
 ももが痺れた足でダイナミックに大暴れ。来週から松下家の面々が見られなくなるなんて、ちょっと寂しいですね。


第59回(6/7放送)
☆☆★
 日本への望郷の念と触れ合うさまに含蓄あり。一朗役の寺泉憲が好演。


第58回(6/6放送)
☆☆★
 エンディング英単語、“A”は“Apple”の“A”、“B”はBalloonの“B”、“C”はCandle”の“C”、“D”はDoorの“D”、“E”はEarthの“E”、FはFamilyのFの次は“G”はGiftの“G”、“H”はHammerの“H”、“I”はIronの“I”、そして“J”はJellyの“J”でした。これまでで、一番意外だったかも。それにしても、まずそうなJellyだったなぁ。


第57回(6/5放送)
☆☆
 娘を叱るにもカルチャー・ギャップかな、日米比較。


第56回(6/4放送)
☆☆
 次なる仕掛けは台風でしたか。怖いぐらいに基本に忠実。


第55回(6/3放送)
☆☆
 さくら(高野志穂)と松下家の面々は、飛騨古川の沼田家にお世話になることになりました、って、そんなおざなりなプロットでいいんかい。いかにも、ドラマのための展開。





■第9週「口と腹とはちがうもの」


第54回(6/1放送)
☆☆★
 響子と功の和解的花火の定石通りよりも、覗き見将棋倒しに重たがるももに驚く。
 最週末回に何かしらのまとめをしなきゃいけない窮屈も、今週はまぁまぁだったかな。


第53回(5/31放送)
☆☆★
 さくら(高野志穂)&もも(板倉香)の悪巧み凸凹コンビは絶好調。響子(太田裕美)が半端演技なりに啖呵をきる。


第52回(5/30放送)
☆☆★
 桜錦は、さくらのお相撲さん。座布団の下に、読みかけの思い出のアルバム。その巧みはサザエさんレヴェルか?! これくらい直球な台詞と展開も、最近のドラマでは珍しいかな。


第51回(5/29放送)
☆☆★
 エンディング英単語、“A”は“Apple”の“A”、“B”はBalloonの“B”、“C”はCandle”の“C”、“D”はDoorの“D”、“E”はEarthの“E”、FはFamilyのFの次は“G”はGiftの“G”、“H”はHammerの“H”、そして“I”はIronの“I”でした。


第50回(5/28放送)
☆☆☆
 響子(太田裕美)の半端演技に酔う。功(小林亜星)はいっそう、寺内貫太郎風に。


第49回(5/27放送)
☆☆★
 “悪”もも(板倉香)の悪巧みで、ドラマはいっそう単純化する。





■第8週「縁は異なもの味なもの」


第48回(5/25放送)
☆☆
 唐突な回想シーンに、もはや何でもありかとちょっとビックリ(淑子の若かれし頃役は浅井江理名)。孫に初恋の人のことを「あの人」なんて言いますかね。この辺のいい加減さは、この脚本家の常なんだけど。
 今回もやはり、再放送枠のほうが面白い。『心はいつもラムネ色』ではとうとう、エンタツ・アチャコの早慶戦漫才が登場。藤谷美和子と真野あずさも素敵です。


第47回(5/24放送)
☆☆
 いきなりがおおざなり、というあまりありがたくないエピソードが続いております。確かに「縁は異なもの味なもの」なんだけど。


第46回(5/23放送)
☆☆
「大きくなったのよ」byはま(中村メイコ)

とさすがの中村メイコも日本語が乱れるほどに、もも(板倉香)は大きくなったというわけか。さらに追い討ちをかけて、

「それにしても、何だってこの子、こんな大きくなっちゃったの」byはま(中村メイコ)

「ホントに大きいでしょ」byさくら(高野志穂)

と続く。


第45回(5/22放送)
☆☆★
 キス魔もも(板倉香)に沢田(野口五郎)が落ちる、なんて楽しげなエピソードを、どうして途中で止めちゃうのかな。


第44回(5/21放送)
☆☆☆
 キス魔、もも(板倉香)登場でドラマが一気に活気づく。今週は久々に期待できるかも。まぁ、こんなベタなアメリカ人は見たことないけど。


第43回(5/20放送)
☆☆★
 エンディング英単語、“A”は“Apple”の“A”、“B”はBalloonの“B”、“C”はCandle”の“C”、“D”はDoorの“D”、“E”はEarthの“E”、FはFamilyのFの次は“G”はGiftの“G”、“H”はHammerの“H”でした。今週はガツンといってもらいたい。





■第7週「嘘から出たまこと」


第42回(5/18放送)
☆☆
 週間で読みきりの構成には、やっぱり無理があるんじゃないかなぁ。『土曜スタジオパーク』に沢田先生(野口五郎)が登場。


第41回(5/17放送)
☆☆
 実は財布は盗まれていなかったとは、予想通りに過ぎて肩透かし。教頭のエピソードにもひねりなし。


第40回(5/16放送)
☆☆
 このドラマ、日本語の学習教材にいいのでは。ことわざも連打されてることですし。


第39回(5/15放送)
☆☆
 ここまでくると、おせっかいお化けが出そうな勢い。善意の展開にドラマ的な幅は出ず。


第38回(5/14放送)
☆☆★
 エンディング英単語、“A”は“Apple”の“A”、“B”はBalloonの“B”、“C”はCandle”の“C”、“D”はDoorの“D”、“E”はEarthの“E”、FはFamilyのFの次は“G”はGiftの“G”でした。ちょっと意外。


第37回(5/13放送)
☆☆★
 さしでがましいドラマの更なるさしでがましさが、教頭にまで及ぶか。





■第6週「人は見かけによらぬもの」


第36回(5/11放送)
☆☆★
 人の修士号、勝手に居酒屋に持って行ったりして。“サムライ”って、ちょっとワルノリしすぎじゃ。沢田先生(野口五郎)がさらにいい人に。


第35回(5/10放送)
☆☆★
 沢田先生(野口五郎)が、早くも善良の片鱗を見せる。ちょっと早いんじゃないの?


第34回(5/9放送)
☆☆★
 エリザベス先生、久々の学校復帰!もちろん、風邪を引いていたからじゃありませんよ。家族の問題に首を突っ込んでいたためです。


第33回(5/8放送)
☆☆★
 エンディング英単語、“A”は“Apple”の“A”、“B”はBalloonの“B”、“C”はCandle”の“C”、“D”はDoorの“D”、“E”はEarthの“E”の次は、FはFamilyのFでした。


第32回(5/7放送)
☆☆★
 ロバート(セイン・カミユ)、本物!でも、たとえアメリカ人でも、フィアンセの風邪ぐらいで休暇取って、ハワイから日本まで駆けつけるだろうか。
 ちなみにセイン・カミユは、『FLY 航空学園グラフィティ』に引き続いて、NHKのドラマに出演です。


第31回(5/6放送)
☆☆★
 英語は日本語で考えちゃいけない、という基本中の基本を久々に思い返させてくれた週はじめの回に、思わず心が痛くなる。





■第5週「昨日の敵は今日の友」


第30回(5/4放送)
☆☆★
 これが普通の日本人だったら、大ブーイングじゃないですか。画一的なドラマの組み立てに、段々飽きてきたかな。


第29回(5/3放送)
☆☆★
 さくらにかかると何もかもが全部筒抜け状態じゃないですか。彼女にだけは何も相談すべきじゃないね。


第28回(5/2放送)
☆☆★
 男の脚本家だったら、こんなベタベタな嫁姑合戦は書けないでしょうね。ここまで定型だと、いくらなんでも書かないかもしれないけど。


第27回(5/1放送)
☆☆★
 エンディング英単語、“A”は“Apple”の“A”、“B”はBalloonの“B”、“C”はCandle”の“C”、“D”はDoorの“D”の次は、“E”はEarthの“E”でした。さくら、久々に学校に行く!!!筆子(浅田美代子)を酔っ払わせて、副担任を家庭訪問に使ってはいけないという自覚はあったことを作者は吐露する。


第26回(4/30放送)
☆☆★
 嫁姑問題を追究し、まずは家業を知るべきとの見解にいたるとは、何と単純かつ老獪なさくらでしょう。


第25回(4/29放送)
☆☆★
 人の家の電話に何回も出ちゃうって、それって単なる中村メイコさんの持ちネタじゃないんですか?! 『ラジオコメディーみんな大好き!』(NHKラジオ第一放送 日曜後7・15〜7・58)じゃないんだから、個に頼りすぎちゃ、ダメでしょ。





■第4週「住めば都」


第24回(4/27放送)
☆☆★
 最近のさくらは、学校に行ってませんねぇ。このままこのドラマは、居候物化していくんでしょうか。それは違うんじゃないかなぁ。


第23回(4/26放送)
☆☆★
 外郎、味噌煮込みうどん、と名古屋づくしの回。さくら(高野志穂)と桂木(小澤征悦)の珍道中ぶりは、予想の範囲内。


第22回(4/25放送)
☆☆★
 一連の家族の悶着話にはあまりのれず。『きょうの料理』と『趣味の園芸』のテキストの宣伝には大笑い。


第21回(4/24放送)
☆☆★
 エンディング英単語、“A”は“Apple”の“A”、“B”はBalloonの“B”、“C”はCandle”の“C”の次は、“D”はDoorの“D”でした。ドアの入れ子がかわいい。


第20回(4/23放送)
☆☆★
 みどり(熊谷真実)の夫、信也(斉藤洋介)登場。いかにもらしいキャスティング。久々のハワイの家族団欒にホッ。もっと出してほしいんですけど。


第19回(4/22放送)
☆☆★
 新キャラとして元朝ドラヒロイン、熊谷真実登場。『マー姉ちゃん』、よかったですよね。昔の朝ドラは、どうしてあんなに面白かったんだろう 。最近のは……。





■第3週「雨降って地固まる」


第18回(4/20放送)
☆☆★
 何はともあれで、下宿先を決めていいのか?だんだんデタラメになってきておりますが、からくも明るさでカバーしております。


第17回(4/19放送)
☆☆★
 道に迷って、「私はどこですか?」と聞くあたりは、さすがにアメリカンなさくらです。そういうディテールは冴えておりますが、後日家庭訪問だなんて、たとえドラマとしてでも許容範囲を越えているエピソードも多し。


第16回(4/18放送)
☆☆★
 ハワイの家族ももっと見たい。さくら(高野志穂)と桂木(小澤征悦)による、家庭(Home)訪問(Visit)に関する夫婦漫才はなかなか笑えます。でも、副担が家庭訪問するかね。


第15回(4/17放送)
☆☆★
 フィアンセの紹介だったら、これぐらい明るくてもいいかな?! ギリギリかな?!エンディング英単語、“A”は“Apple”の“A”、“B”はBalloonの“B”の次は、“C”はCandle”の“C”でした。


第14回(4/16放送)
☆☆★
 ヒロインの職場放棄を明るく描いてます。それでいいのか?


第13回(4/15放送)
☆☆★
 功を演じる小林亜星は、そのわかりやすさでドラマに筋を通す。





■第2週「郷に入っては郷に従え」


第12回(4/13放送)
☆☆★
 挫折も陰にこもらないところが取り柄の主人公とこのドラマ。少々の引っかかりに気を揉むようにならないことを祈りつつ。


第11回(4/12放送)
☆☆★
 セクハラを許すことが日本をわかること?高野志穂、ビートルズを歌う。さすがはジャズ・ヴォーカル・トレーニングで鍛えてるだけのことはある?! ワンフレーズ聴く限り、歌はうまそう。


第10回(4/11放送)
☆☆★
 定型日本人論。聴きどころはレオナルド(ラモス瑠偉)の日本人擁護の弁と沢田先生(野口五郎)のカラオケ熱唱。


第9回(4/10放送)
☆☆★
 いくら家族だといっても、私信を人に見せるってどういうこと? このあたりのドラマ的ご都合主義には感心しないなぁ。
 エンディング英単語(と呼ぶらしい)、“A”は“Apple”の“A”の次は、“B”はBalloonの“B”でした。週間更新ということは、“Z”までいったらまた“A”に戻るんでしょうか。


第8回(4/9放送)
☆☆★
 マイクオンで「男ばっか」には笑ったけど、担任の情報が朝のホームルームでわかるって、そんなことはないでしょ。思わず沢田(野口五郎)に釘づけ。


第7回(4/8放送)
☆☆★
 やはり沢田(野口五郎)は強力だった!中学校の先生だって、ベラベラ(容易に使える語に昇格!)の人もいるだろうけど、ある意味ティピカルな像だけに余計に苦々しく面白い。ブラジル人レオ(ラモス瑠偉!)とその妻、夏子(鈴木砂羽!)。営んでるのが豆腐料理専門店って、出来すぎの美しい設定は吉と出るか、凶と出るか。





■第1週「かわいい子には旅をさせよ」


第6回(4/6放送)
☆☆☆
 勢いがあることはいいことだ、と思わせた第1週。さくらの上司にあたる中学の英語主任教師、沢田純一郎を演じる野口五郎がかなり強力そうです。


第5回(4/5放送)
☆☆★
 このドラマは早い展開が身上の模様。内藤武敏まで出てきて、キャストはますます分厚くなってきております。


第4回(4/4放送)
☆☆★
 はま(中村メイコ)、功(小林亜星)、良彦(新井康弘)の東京組が初登場。功はさくらが日本にやってくることを何も知らされておらず、というありがちなドラマ的な了解には違和感を感じつつも、そのバイタルな明るさに何とか救われる。


第3回(4/3放送)
☆☆★
 “A”は“Apple”の“A”、からはじまった英単語講座は毎日更新かと思いきや、一週間は変化しない模様。これで半永久的に、Appleのつづりを忘れない日本人が激増する見込み。ということは、来週は“B”?! でもそのペースだと、すぐに終わっちゃいますよね。


第2回(4/2放送)
☆☆★
 素早い展開で早くも日本行きが決定。まぁ、どんな朝ドラでも、最初は飛ばすんですけどね。早くも3ヶ月過ぎのことを、危惧したりして。


第1回(4/1放送)
☆☆☆
 朝ドラらしい清々しさが、妙に懐かしい。目の前がいっぺんにクリアーになった感じ。演出の軽みもいい。




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