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First Love (TBS系水曜22:00〜22:54)
制作著作/TBS
制作/TBS ENTERTAINMENT
プロデューサー/植田博樹
脚本/大石静
演出/生野慈朗(1、2、6、10、11)、今井夏木(3、4、7)、松原浩(5、8、9)
主題歌/『SAKURAドロップス』宇多田ヒカル
出演/藤堂直…渡部篤郎、江沢夏澄…深田恭子、木葉清一…池内博之、五味妙子…久我陽子、浜田万里子…一戸奈未、青木千春…内藤陽子、小峰幸彦…内田朝陽、二岡孝作…天野浩成、真鍋周子…上原美佐、松原亜矢…眞野裕子、横倉仁…芹澤名人、有賀裕子…西山繭子、堀井仙太郎…近藤芳正、前園もみじ…三田篤子、妹尾弘文…佐藤二朗、佐々木蔵之介、浜田晃、佐藤康恵、熊谷洋平…山本學、江沢あかり…大森暁美、江沢守…小野武彦、江沢朋子…和久井映見
ほか

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第10回(6/19放送)
☆★
 終わりよければ、とも思ったんだけど、それはもはやないか。“犯罪スレスレ”ドラマの無理やりな丸い収まり具合がどうにもこうにもね。チャットだけで6分強もツライ。深キョン&和久井を絡ませてこれなんて、大石先生も罪な人だなぁ。(結)


第6回(5/22放送)
☆☆
 朋子(和久井映見)の逆襲を臭わせつつ、今回は寸止め状態のままにエンド。来週が怖いです。(結)


第5回(5/15放送)
☆☆
 かつて見たこともないような超ロング予告編に、来週このドロドロを見る手間がはぶけたのかもと瞬間ときめく。
 それにしても、『First Love』って芸のないタイトルはどうしたことか、大石先生。主題歌(『SAKURAドロップス』宇多田ヒカル)のタイトルが絶妙だけに、その雲泥がツラい。(結)


第4回(5/8放送)
☆☆
 朋子(和久井映見)が語る小説のアイディアが現実とのメタ構造になってるなんて、あまりにも基本に忠実です。ベテランこそ、基本を大事にするということか。確かに、ドロドロ物だと、これぐらいベタな方がわかりやすいし。
 ただ、ここにネチネチが加わっちゃうと、自体はそんなに簡単じゃないんですよね。ドラマのバランスの悪さは、どうにも改善されず。(結)


第3回(5/1放送)
☆☆
 朋子(和久井映見)の過去が明るみになれど、悪意に満ち満ちた意地悪の説得力にまでは至らず。粘着質な修羅場の作り方には、作為的な不自然さがつきまとう。この類のジャンルのときには決まって、大石先生はドラマのバランスをデタラメにしちゃうんですよね。それこそがミソなのかもしれないけど。(結)


第2回(4/24放送)
☆☆
 しっとりは消え、ひたすらにネチネチとなる。要因は渡部篤郎の定番なやりすぎな煮え切らなさだったり、和久井映見の爆発一歩手前の寸止めだったり。一緒にシーツをはめる生々しさなどの積み重ねにより、ドラマ全体がネバネバとする。あぁ、大石節!
 非日常な深田恭子が、またも非日常な役をやっているというみどころも忘れてはいけない。佐藤康恵は最近、こういう通りすがりの役が多いね。(結)


第1回(4/17放送)
☆☆★
 しっとりとドロドロを予感させつつ、大石静先生が十八番に挑む。同じウェディングプランナー物(?)でも、『ウェディングプランナー』より考え抜かれた人物関係とドラマの構造にちょっぴり期待感が膨らむ。
 今回の渡部篤郎は、オドオドとニヒルしかない演技パターン中のオドオドの方を使用する模様。東大出て、高校教師は悪いか?! 和久井映見に悪意な大爆発の予感。クレジットはピンクバックにピンク字で、非常に見難い。(結)




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