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ギンザの恋 (日本テレビ系月曜22:00〜22:54)
制作著作/よみうりテレビ
制作協力/ホリプロ
チーフプロデューサー/南中佑介
プロデューサー/堀口良則、中村元信、伊藤正昭
作・脚本/九條仁里
脚本協力/秦建日子、福田雄一
演出/羽住英一郎(1、2、4、6、7)、高橋章良(3、5)
オープニングテーマ/『二人だけのデート』ベイ・シティ・ローラーズ
エンディングテーマ/『笑えれば』ウルフルズ
振り付け/南流石
出演/松田一太…トータス松本、笹可子…須藤理彩、牧野令子…戸田菜穂、北上由似…中澤裕子、石田純…石井正則、浅井充昭…ふかわりょう、田口陽介…関口知宏、典子…北原奈々子、村田真、坂井コウジ…清水紘治、西田健、中村力也…ユースケ・サンタマリア、本波佐助…金田明夫、中山節子…岡本麗、登龍門衛…北村総一朗、松田キン子…中村玉緒
ほか

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第7回(2/18放送)
☆★
 ある意味、ここまでデラタメになると哀れみさえ沸いてきてしまう。そんな気の毒なまでのなげやりに苦笑させられること、ほんの数回。

「何で俺たちはストーリーに関係ないんだ!」by役名さえわからない西田健

出演者たちの魂の叫び!『フリントストーン』その他各種のコスプレおまけを最後にありがとう。そして、さようなら。(結)

☆★
(↑)結さん、西田健さんの役名は“浅井ケン”でした。

 結局訳の分からぬままにドラマは終了。大幅短縮のあおりで、途中から登場する筈だった平山綾の出演は幻に。
 そういえば放送中には早くも次クールの『天国への階段』のCMを流してましたね。ちなみにこの枠は7月期まで既に決定済みです(永瀬正敏主演『私立探偵濱マイク』のテレビドラマ化)。(俊)


第5回(2/4放送)
☆★
 打ち切りのイメージが先行するゆえか、もはや痛々しささえ感じさせる。まともなプロットは消滅し、何がなんだか分からないドラマに成り果てる。最初からという気もするけど。(結)


第4回(1/28放送)
☆☆
 銀座木村屋のあんぱんが出るまでは、脱落するまじと思ってたんですけど、ついに出ました。あれほどまでに格調高いあんぱんはありません。絶品につき、★ひとつおまけ。

〜けし〜 明治七年に考案された日本初めてのアンパン。

〜桜〜 桜の塩漬けを中央にのせたパン。

〜うぐいす〜 北海道産の青えんどう豆を使用したパン。

 お薦めは桜です。あんぱんの常識を越えたあんぱんと評したい。

 朗報!!! 当初予定されていた全10回から何と3回分短縮され全7回に。この枠の縮小は毎度のことなのでびっくりしないけど、一気に3回とはねぇ。これって最高記録? いっそ、毎回7回シリーズにしてみるってのもいいのでは。(結)


第3回(1/21放送)
☆★
 調子づいてるわりには、何か気が抜けてるのよね。ユースケ、友情出演って普通に出てるじゃん。(由)

☆★
 いろいろやってるわりには美味くない。“過ぎたるは及ばざるが如し”とは缶コーヒーのCMのみならず、このドラマにこそあてはまりそう。須藤理彩v.s.中沢裕子にはちょっぴり頬が緩みましたけど。ベテラン勢の壊れぶりはさらにエスカレート。清水紘治、西田健、岡本麗、北村総一朗、中村玉緒の皆々様、いっちゃってます。
 先週回は、稲垣メンバーが復帰した裏番組のあおりを食ってか、4.8%の低視聴率だったらしいですけど、早かれ遅かれこのドラマは難しいでしょうね。(結)


第2回(1/14放送)
☆★
 これもダメ。中澤裕子、顔パンパンじゃない?最近、激しい踊りとかやってないもんね。(由)

☆★
 缶コーヒーの営業のシーンがCM風、という着想からもろにバラエティ風。ドラマという意識で見ていると、かなりつらいものがあります。須藤理彩がどうしてもやり手のキャリアウーマンに見えない。どうして彼女は彼女にあった役をやらない(やれない?!)んでしょう。『初体験』に“うらら”の役はありませんでしたか、神山さん!(結)


第1回(1/7放送)
☆★
 トータス松本が連ドラに主演する以上に、須藤理彩がキャリアウーマン役で2番手にランクされていることに驚く。NHK以外でここまでクローズアップされた彼女を見るのは初めて。酒呑みすぎると、『救命病棟』行きだそうですけど。そんな他局の引用はNHK『プロジェクトX』にまで及び、あとはひたすら銀座ロケでごまかした第1回。
 ストーリーはいまだ発見できず。ベイ・シティ・ローラーズの歌詞のテロップ(フォント小さすぎで、ほとんど読めない)に合成画面の連発(人物紹介がしつこい)と、がんばりが悪循環を引き起こす絶好例。やはりこのキャストでは厳しいかな。(結)




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