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エスパー魔美 | (NHK教育土曜18:00〜18:30) |
ドラマ愛の詩 制作・著作/NHK名古屋 制作統括/銭谷雅義 原作/藤子・F・不二雄 脚本/寺田敏雄(1、2、3、4、9、10、11、12)、藤長野火子(5、7)、下川博(6、8) 演出/田中健二(1、2、3、4、5)、今井洋一(6、7、8)、濱田裕之(9)、小松隆(10、11、12) 音楽/武部聡志 振付/南流石 テーマ曲/『キミは奇跡を信じるかい?』チロリン. 出演/佐倉魔美…笹岡莉紗、高畑和夫…上條誠、宮内俊一郎…赤坂晃、野辺山緑…佳梯かこ、野辺山カスミ…山崎直子、佐倉花枝…涼風真世、佐倉比呂志…草刈正雄ほか >>公式サイト |
第12回(3/23放送) ☆☆★ 恋と魔女のジレンマの帰結が恋こそ魔法だった、という美しいまとまりの最終回。最後の最後でお父さん(草刈正雄)が大いなる含蓄で見せ場を作る。小学生の娘にアフタヌーン・ティーをいれてサマになるのって、草刈正雄ぐらいしかいませんからね。パリで絵を描きたい、なんてドリームにもまったく違和感なし。一方、お母さん役の涼風真世は最後まで不発。もっと絡んで欲しかった。(結) 第11回(3/16放送) ☆☆ 名古屋が舞台だけに、名物もみそハンペンか。設定が設定だけに仕方がないところもあるんだけど、それにしても細部をほとんど気にしてない。よく言えば大らか、悪く言えば大雑把な作り。涼風真世&草刈正雄の居酒屋夫婦なんていうおまけの方が、本編より楽しかったりして。大体、みそハンペングって何よ?!(結) 第10回(3/9放送) ☆☆ 力を入れずに気軽にテレポートする様は原作に近くなってきた感じでしたが、その途端に封印しちゃいましたよ。それもこれも、宮内先生を(赤坂晃)をテレキネシスするための伏線だったわけですが。ところで、宮内先生の後任人事は?(結) 第9回(3/2放送) ☆☆ ここまでは1話完結を貫いてきましたが、今回は初の続きもの。魔美は家宅侵入罪まで犯して、エスパーとしての自覚に反省しきり。原作では公立高校の美術教師のパパも、ここでは夢の主夫兼画家。ほとんど家にいっ放しはドラマも原作も同じ。ならば、ドラマの方がむしろ状況に忠実ということか。 原作では脱ぎすぎるほどにヌード連発の魔美も、ここではモデルになってもバスローブ姿を死守。魔美を描いた絵は、からくもレオタード・バージョンですけど。ただ、レオタードってもの、変に中途半端な気もしますが。 テレビではほとんどお目にかかれないお久しぶりの山崎直子が、ブロードウェイのダンサー役とはいかにもそれっぽい。(結) 第8回(2/23放送) ☆☆★ ナムダミア共和国のダブダブラ大統領って、ネーミングからしていいんだよなぁ。藤本先生の作品って。オスマン・サンコンがあまりのはまり役!友好会館前のエキストラは、もう少し集められなかったのか。ブラック・キューピット(伊藤友乃)が組織じゃないあたりのキュートさも、らしくて微笑ましい。 花枝(涼風真世)の監禁もみどころの一つ。微妙なタブー破りをはずさないあたりは、さすが下川博先生の脚本です。(結) 第7回(2/16放送) ☆☆ スランプと自殺について。 “狭いながらも楽しい我が家、愛の日かげのさすところ、恋しい家こそ、私の青空” は内館牧子の『私の青空』ではなく(月曜ドラマシリーズ『私の青空2002』のプチ番宣?! 今から出来ばえに戦々恐々!)、“MY BLUE HEAVEN”です。湯原昌幸自身がドラマと重なる悲哀にホロリ。奥様(荒木由美子)はお元気でしょうか。(結) 第6回(2/9放送) ☆☆★ これまでの段取り物とは一線を画す、人生のジレンマを問うチョイ深めな番外編的内容。脚本が下川博先生と聞けば、この変化球も至極納得。何はともあれ、草刈&涼風夫婦の中活躍が見られてよかった。(結) 第5回(2/2放送) ☆☆★ 証拠隠滅の証拠ビデオに、また新たなる痕跡(キラキラ)ってのはいいの?!草刈&涼風競演による、夢の『ロメジュリ』というおまけもついてて、なかなか楽しいです。(結) 第4回(1/26放送) ☆☆ トリックの全否定で、『トリック2』に喧嘩を売る草刈正雄扮するお父さん。マゾヒスティックなまでの自己犠牲でUFOを作り出す魔美。そのディテールはあまりにもミクロな仕掛けで、CK制作ドラマとしてはおとなしめか。でも、折り目正しい作りには好感が持てます。(結) 第3回(1/19放送) ☆☆★ 藤本先生の精神を見事に顕在化。つまり、ロリコン趣味ってことね。一枚の絵をめぐるメインエピソードも、これまでの中では一番よかったかな。って、まだ3話目なんですけど。(結) 第2回(1/12放送) ☆☆ 「まさにテレポーテーション!」というお話。絵のモデルはさすがに原作通りのヌードとはいかなかったか。草刈&涼風夫婦がもう少し見たい。(結) 第1回(1/5放送) ☆☆ 『ラブ&ファイト』に続く寺田敏雄脚本&涼風真世助演コンビの第2弾。ってわけでもないでしょうけど、役柄は微妙にかぶってます。藤子ワールド全開まではまだまだという感じ。(結) |
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