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光の帝国 (NHK総合火曜23:00〜23:45)
ドラマDモード
制作・著作/NHK
制作統括/古川法一郎
原作/恩田陸『光の帝国〜常野物語〜』より
脚本/飯野陽子
演出/松岡孝治(1、4)、木村明広(2)、田中正(3)
音楽/山下康介
出演/春田記実子…前田愛、春田貴世誌…小日向文世、倉澤泰彦…中村勘太郎、春田光紀…村上雄太、矢田部薫…鈴木砂羽、遠耳…坂本朗、遠目…田中要次、志村店長…石丸謙二郎、大畠先生…酒井敏也、医師…六角精児、高木克也…辰巳琢郎、ツル先生…笹野高史、春田里子…檀ふみ
ほか

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第4回「未来の力」(12/25放送)
☆☆★
 悲しみの玉、争奪戦で薫(鈴木砂羽)は救われましたとさ、程度でドラマは低空推移。電話帳、地図といった“しまう能力”の発揮場で遅まきながら盛り上がり、何の役にも立たないと思われてた“犬と話す能力”がビックリ活かされてドラマは最高潮に達するも、これが頂点とはちと寂しい。少なくとも、岩場を下りるんなら、ひとりで下りた方が早いだろうに、『新・真夜中の王国』でも見かけた中村勘○郎さん(○にはお好きな文字をお入れください)。
 失った記憶は抱きしめることで再び取り戻せる、というトリックは、いかにもなうれしはずかし調。NHKの恩田陸シリーズ(?)ということで大いに期待しましたが、『六番目の小夜子』とは雲泥の差、『ネバーランド』と比べてもやや落ちるかな。(結)


第3回「闇の力」(12/18放送)
☆☆★
 鈴木砂羽、イメージピッタリすぎ。ヘリまで運転しちゃいます。万馬券の挿話あたりは結構当たり前で、第1回に感じた期待感は満たしてくれず。って、もうあと一回で終わりかい。(結)


第2回「一族の力」(12/11放送)
☆☆★
 第一回目の期待感からはややトーン・ダウン。明らかになった一族の力が爆発するのは、次回以降か。って、あと2回しかないんだけど。小日向文世は『さよなら、小津先生』とは180度違う役柄で好演。(結)


第1回「未知の力」(12/4放送)
☆☆☆
 恩田陸の原作とNHKの相性のよさを感じます。この第一回から期待感あるなぁ。キャストもはまってます。(結)




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