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レッド | (フジテレビ系月〜金曜13:30〜14:00) |
制作/東海テレビ放送、ビデオフォーカス 企画/出原弘之 プロデューサー/風岡大、大久保直実 原作/エリカ・スピンドラー『レッド』より 脚本/小森名津、田部俊行 演出/油谷誠至、藤木靖之、皆川智之 音楽/椎名KAY太 主題歌/『ひとつだけ』我那覇美奈 出演/芹川(片瀬)麻美…遊井亮子、日高冬樹…関口知宏、芹川直也…村井克行、杉田成子…街田しおん、芹川千賀子…三浦リカ,片瀬克彦…根岸大介、仁科淳一…海部剛史、山村静音…一色彩子、太田洋子…金沢碧、増田明代…吉沢京子、片瀬光彦…佐藤仁哉、片瀬ミチ…鳳八千代、日高雪…朝加真由美、芹川竜也…寺田農ほか >>公式サイト |
最終週(12/24〜12/28放送) ☆☆★ ドラマの最終回にピークがくることはいいことではあるんだけど、62回も待たされるとちょっとねぇ。とりあえず、やればできることを証明した最終週。冬樹(関口知宏)と竜也(寺田農)が、直也(村井克行)デザインのドレスを完成させるところはとりわけ感動的。 ダイジェストのエンドロールを見ながら、さらなる奇妙なほどの感動が。よくぞ投げ出さず、この困難極まりないドラマ(?)を見通したものです(途中、何度か脱落しましたが)。年の終わりに自分を誉める。(結) 第12週(12/17〜12/21放送) ☆☆ 急激に話が綺麗事になってきております。この手のドラマらしいドロドロからおざなりにスベスベ、という定番の流れを楽しみましょうか。(結) 第11週(12/10〜12/14放送) ☆☆ ドロドロはさらにエスカレート。直也(村井克行)の裸まで出てくる出血大サービスです。ほとんどそれが目的化してるというおかしみを、斜めから楽しむ。(結) 第10週(12/3〜12/7放送) ☆☆ いじめ、差別、ドメスティック・バイオレンス、レイプ、家出、裏切り、異母兄弟、留学、略奪愛などをへて、ホモセクシャル、セックスレス、不倫愛へと、ドロドロが極まってまいりました。“いかにも”“らしい”って、安心するんですよね。(結) 第9週(11/26〜11/30放送) ☆★ 登場人物たちの愚かな生業の顛末は、いかにもこの枠らしくなってきております。随所に愚か過ぎて、見ててアホらしくなるけど。(結) 第8週(11/19〜11/22放送) ☆★ 麻美(遊井亮子)もいくらなんでも、お父さん(根岸大介)とママさん(朝加真由美)の店で会わなくてもいいのに。冬樹(関口知宏)もいくらなんでも、ママさん(朝加真由美)の店でお金渡さなくてもいいのに。確かにセットは一つですみますが。随所に奇妙が散りばめられているので、それを探しながら見るという楽しみ方もあるとは思いますが……。(結) 第7週(11/12〜11/16放送) ☆☆ 「幸せな人ね、あなたって。右手からいいカードが抜け落ちても、左手には別のいいカードが舞い込んでくる」(by 街田しおん演じる意地悪クールキャラ、成子)とは、このドラマを端的に物語った名言。無理やり捻じ込んだみたいな困難が、緩く決まってます。麻美(遊井亮子)が吐息のように「ママさん(朝加真由美が演じる唯一の癒しキャラ、雪のこと)」と呟くタイミングが、だんだん読めてきたぞ。そのベタベタな展開も、『嫉妬の香り』などという反則が今クールには存在するので、やや印象がかすむ。(結) 第3週(10/15〜10/19放送) ☆★ いつの間にか、かわいそうなのが麻美(遊井亮子)から冬樹(関口知宏)に入れ替わる。寺田農さんはここのところ、『ルージュ』に『レッド』と仏英語違いで、すっかりアパレルづいてらっしゃいます。もちろん、膨大な出演作からすれば、それもほんの一部なんだけど(先月は『NHK歌壇』にまでもお姿が)。そういえば、朝加真由美も『ルージュ』に出てましたね。役の比重は雲泥だけど。もちろん今回が雲、今作の良心です。(結) 第2週(10/9〜10/12放送) ☆☆ 超不幸から超ラッキーへと、この主人公も大変ですねぇ。見てるほうも大変なんだけど。(結) 第1週(10/2〜10/5放送) ☆★ このお話、一体いつの時代なの?極端なエピソードに近しさはゼロ。この陰気臭さに耐えられた人は、第2週目に進んでください。遊井亮子は熱演も、赤毛はあんまり似合ってない。いや、似合ってないからこそいいのかな。(結) 第1回(10/2放送) ☆☆ 曰く付きの火曜日スタート。幻の一回分は、どこで短縮されるんでしょう。(放送回数が全63回より全62回に変更)。しばらくは、遊井亮子のコスプレ・ショー状態が続くのかな。それにしても、イマドキ赤毛コンプレックスとは苦しくないかい。過酷を装うシチェーションが、上滑りし続けないことを祈るのみ。タイトルバックは、もろに『女優・杏子』テイスト。今思っても、あれは傑作でした。(結) |
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