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ほんまもん | (NHK総合月〜土曜8:15〜8:30) |
制作・著作/NHK大阪 制作統括/若泉久朗 作/西荻弓絵 演出/望月良雄、宮崎純、六山浩一、黒崎博、福井充広、城宝秀則、須崎岳、山田隆子 音楽/千住明 バイオリン/千住真理子 出演/松岡(山中)木葉…池脇千鶴、山中千里…風吹ジュン、山中一路…根津甚八、山中フジ…小林千登勢、田中道代…小林幸子、小室(白鳥)聖子…麻生祐未、木村裕次郎…井上順、村沢…宮川大助、浅井エミ子…宮川花子、松岡誠司…村野武範、松岡武司…海東健、田中周…岡本信人、タエ…絵沢萠子、田渕先生…坂上忍、小室…永澤俊矢、加代…紅萬子、田渕(浅井)夕美…春木みさよ、加賀匠…仁科克基、ヒカラビ…朴本早紀子、ミヤ子…中野若葉、落合一実…斉花舟周、藤木剛…大和屋ソセキ、田渕(浅井)勇人…森田直幸、松岡雪枝…川端夕海香、青田医師…小倉久寛、笹川…不破万作、権藤…喜味こいし、榎本…国田栄弥、ウィリアム…剣太郎セガール、浦杉健矢…千原浩史、小野寺…徳田興人、譲治…泉口由希哉、落合一…西園寺章雄、落合百合子…田中恵理、滝子…島村晶子、椎名美代子…服部明美、大橋…花紀京、野村…稲健二、写真屋…天王寺一、畑中…玉生司朗、視察員…湯口和明、畑中幸代…中村節子、相原知夏…金田典子、美山結子…田中あや、桑山平八郎…平井昌一、田中和宏…畠中洋、ラウラ・キング…ソフィー、葉月…長井梨紗、板谷部長…南条好輝、高梨…川原田樹、松岡健司…三島嘉崇、松岡友香子…神谷けいこ、麻衣…小林麻子、山中隆次…佐武勝義、田中竜生…上瀧昇一郎、和服の女…石本由美子、中年女…摩耶美雪、知代子…小笠原町子、美智子…李昌齢、マサ…ホープユタカ、如月萌子…夏樹陽子、如月すず…占部房子、石井…生田朗子、津山大三郎…小西博之、田所…橋田雄一郎、栗原…山本禎顕、安西…福田転球、不動産屋…ミッキー大場、チエコ…麻生えりか、渡辺医師…冨家規政、小夜…三原あや、細井友紀…稲田奈緒、一倉シェフ…上杉祥三、堀川取締役…須永克彦、麻美…西村美保、浅井勇人…倉益瑠我、田中先生…森下じんせい、松本…田尾安志、片岡…石丸謙二郎、百合子…広田レオナ、加賀節子…加茂さくら、加賀新一…笑福亭松之助、入江…桂三枝、浅井勝義…愛川欽也、松岡陽子…星由里子、山中定道…佐藤慶、桜井泉恵尼・語り…野際陽子ほか >>公式サイト |
第25週(3/25〜3/30放送) 第151回 ☆☆ そういえば、道代(小林幸子)って人もいたなぁ。すり鉢カメさん、フランスへ行く、ってそんなバカな。定道(佐藤慶)の含蓄が数少ない救いでした。ラスト・シーンの熊野の大自然は圧巻。このドラマにもよかったころがあったことを思い出す。 第150回 ☆☆ 松岡(海東健)の登場、芝居がかりすぎじゃないの。その意図が見えない。意味がわからん。 第149回 ☆☆ 火まつりの勇壮には心奪われるも、木葉の武司(海東健)を思う気持ちには??? 最後までテンションがあわなかった浦杉(千原浩史)が今日もまた浮いている。 第148回 ☆☆ ウィリアム(剣太郎セガール)、復活!一路(根津甚八)の亡霊を見るにつけ、やはり3ヶ月目で一路を殺してしまったプロットへの疑問が再び湧きあがる。それだけでも、ドラマの凋落を若干なりとも緩められただろうに。 第147回 ☆☆★ 聖子(麻生祐未)、夕美(春木みさよ)が揃うと、やっぱりドラマに活気が戻ってきます。木葉と武司(海東健)の娘の話に、なぜ父(村野武範)と陽子(星由里子)が決定権を持つの? 第146回 ☆☆ 料理の理想郷へと邁進する木葉(池脇千鶴)に最終週の希望の光。千里(風吹ジュン)のメールには応えず、関西料理界のボスに話を聞きに行く松岡(海東健)ってのは誠実なの?単なる恩知らずな非常識にうつるんですけど。まぁ、木葉の元旦那だから、仕方ないか。 第24週(3/18〜3/23放送) 第145回 ☆☆ キは気?木?鬼?さあ、あと1週です。がんばりましょう?! 第144回 ☆☆ 熊野では、呼称“ママ”はいまだにタブーらしい。20年遅れ。ドラマは精進料理の無敵を再リピートするのみ。 第143回 ☆☆ 涙ぐましいまでの努力で話を一所懸命、作ってます。千里(風吹ジュン)がパソコンに悪戦苦闘はいいとしても、今更新キャラ出してどうするの。落合(斉花舟周)と藤木(大和屋ソセキ)か。名前が覚えられそうにない。 第142回 ☆☆ 森の中でゴマすり後、突然外国人品評会状態に。精進食べた後、フランス人は日本語が堪能に。 聖子(麻生祐未)は妊娠、そして夕美(春木みさよ)は網走行きと、お後もよろしいようで。『よーい、ドン』は和夫の帰還する感動の回。 第141回 ☆☆ これまでの流れに芸術家肌の料理人という押し出しが弱いから、一連の離婚騒動もどうしても唐突に思えてしまう。エピソードとしては嫌いじゃないけど、自然児木葉がほとんど達観人みたいになってしまうのもね。日頃の苦悩の集積の末のこれだったら、わかるんだけど。むしろ、聖子(麻生祐未)の境地の方に共感。 第140回 ☆☆ 唐突な離婚宣言に???その理由には、ただただ苦笑。 「どうしてしもたんやろ」by千里(風吹ジュン) ネタがないからって西荻さん、それはないでしょう。 「バカもん」by定道(佐藤慶) 「あなた、ちょっとおかしいんじゃないの」by陽子(星由里子) 同感!週はじめから、気分が悪い。すず(占部房子)大暴れ時代を思い出す。 『よーい、ドン』はいまだに優秀!『舞踏会の手帖』をひきいあいに出すあたり、ホント気が利いてます。 第23週(3/11〜3/16放送) 第139回 ☆☆ さよならウィリアム(剣太郎セガール)、あまりに見せ場少なし。最初、彼が木葉と結婚するんだと思ってたんですけど。武司(海東健)との美しき夫婦愛が、一足飛びに離婚?大体「嫁嫁嫁」って、古臭くないかい。 第138回 ☆☆ トンポーローの作り方講座で、一足先に匠(仁科克基)があがり。木葉の匠への教えと、一路(根津甚八)の木葉への教えは、比較すること自体、おかしいんじゃないですか。 ラスト・スパートは、夫婦のあり方についての模様。今更その方向に行くとは、大いに疑問。 第137回 ☆☆ 結婚、三者三様。小室(永澤俊矢)が見てたコメディ番組の音楽は、いまどきなかなかなないタイプ。あっ、『コメディ お江戸でござる』があったか。 第136回 ☆☆★ 弛まない努力を続けられる贅沢について。小室(永澤俊矢)に即なびく聖子(麻生祐未)がキュート。客を引き止めたしつこさで警察沙汰となる木葉の話も含めて、話の粒は揃っておりました。 第135回 ☆☆★ 庵主様が出たと思ったら、いきなり木葉との正座対決です。 一切衆生悉有物心(植物も動物も命の本質において何も変わりはないということ) 外事に懃修する。 これを身精進と為し、 内に自ら専精する。 これを心精進とす。 何という禁欲!このドラマはこうじゃなくちゃ。 第134回 ☆☆★ 親子洞窟遭難の回。千里(風吹ジュン)のドキドキワクワクという自己嫌悪ぶりから、結局、どうしていいのかわからないという結論に至るまでの道程は久方ぶりの充実感。木葉(池脇千鶴)の自問自答が、一週間の山篭り&座禅の末だなんて、このドラマがはじまった当初を思い起こさせる懐かしさ。噂をすれば、久々に庵主様(野際陽子)登場。 やっぱ、BK制作のアフレコは不自然でしょ。意図を計りかねる幻想シーンはご愛嬌か。まぁ、やらないよりいろいろとやってみた方がいいのかもしれないけど。 第22週(3/4〜3/9放送) 第133回 ☆☆★ 久しぶりのたんぱく質メニュー、うなぎの白焼きをオーダーしたのは最後の大物登場か、花紀京。ドラマ的にもこれが最後の揺さぶりでしょうか。 それにしても最近、庵主様(野際陽子)が出てきませんねぇ。いろいろと掛け持ちでお忙しいからでしょうか。 第132回 ☆☆ 合同結婚式というよりも、合同写真撮影会の安上がりも、聖子(麻生祐未)と夕美(春木みさよ)の腹芸で乗り切る。夕美の内助の功は、『たのしい幼稚園』を越えた! 第131回 ☆☆★ 「愛ですか、愛」とはしゃぐ木葉(池脇千鶴)に、ここまで封印されてきたパナソニックCM臭を感知。ドラマはタバコをくゆらせる定道(佐藤慶)の含蓄に救われる。 第130回 ☆☆ 大根づくしならぬ、聖子(麻生祐未)づくしの回。木葉(池脇千鶴)と夕美(春木みさよ)のナビはほとんど覗きなんだけど。 第129回 ☆☆ 「ほんまもんは負けへんで」ということは……。あと一ヶ月にほんまもんになれる起死回生の一発を期待したいところなんだけどなぁ。「精進」の経営母体のファミレスに現実を当ててみたりして。 第128回 ☆☆ なぜ今ごろ熊野ガイド?2分の長編だし。しかも本編より面白いじゃないかい。もっと早くやってくれればよかったのに。 第21週(2/25〜3/2放送) 第127回 ☆☆ 美しき熊野の山々には心を奪われるも、実務的な週末のまとめぶりはその雄大さを忘れさせる。うるさ方が一斉に現われる様に不自然を感じつつ、死神の二度目の泣きにはさすがにだまされないと思う。国をうれう話にまでいっちゃうのは、ご愛嬌かな。 第126回 ☆☆ ベタな浮気話は単なる肩透かし?! 運命に翻弄される『よーい、ドン』により見惚れる。 第125回 ☆☆ 大根尽くしは美味しそうも、木葉は店もドラマも開店休業状態。 第124回 ☆☆★ 順風満帆の期間が短いのは、このドラマならでは。聖子(麻生祐未)と夕美(春木みさよ)にも山伏コスプレして欲しかったのに。熊野の山々と41歳になっちゃった聖子に免じて、★おまけ。 第123回 ☆☆★ 死神(不破万作)の目にも涙。熊野の自然景のインサートはいいとしても、せせらぎキラキラの効果音はどうなんでしょうね。『婚外恋愛』(もしくは『嫉妬の香り』)じゃないんだから。っていうか、出資者なんだから、最初からみんなに宣伝しろよ。 第122回 ☆☆★ 恋の予感が唐突に2つ。聖子(麻生祐未)と小室(永沢俊矢)は折込済みとしても、夕美(春木みさよ)と田渕先生(坂上忍)とは、ホント唐突な。雪崩れ込み式にカップル続出か。 第20週(2/18〜2/23放送) 第121回 ☆☆ 試食会の結果はあまりにも予想通り。匠(仁科克基)が手を怪我する意味がわからん。 とりあえず、来週からもコンスタントに熊野の自然が拝めそうです。 第120回 ☆☆☆ 廃校になった校舎で山中“熊野店”とは、納得のいく成り行きだ。試食会までこぎつけて、久々に打って出る展開。番組開始当初は、こういうウキウキが随所にありましたよね。 第119回 ☆☆★ 聖子(麻生祐未)、小室(永澤俊矢)に愛の一撃。その結晶“イチジクと焼き茄子の椀物”も美味しそう。 第118回 ☆☆★ 熊野の風が画面からにじむ。 「バカじゃないの!すみません」by聖子(麻生祐未) の檄には全面納得。木葉は悟りの境地か、小室(永澤俊矢)にまで説教をたれる身分に。聖子(麻生祐未)&夕美(春木みさよ)の漫才コンビはますます絶好調。 第117回 ☆☆☆ 自製の葛って、ますます『あすか』風になってきた。 「うらやましい」by夕美(春木みさよ) の一言にイチイチ反応する聖子(麻生祐未)。この二人のコンビネーションは、低調ぎみの今ドラマ中でも目下ベストコンディションでしょう。 熱さましはイノシシの鼻煎じたものとは、恐るべし定道(佐藤慶)!。雨降りを見破り、木葉の帰宅もあっさり予知するその呪術力は、もはや『利家とまつ』のエスパーまつ(松嶋菜々子)と双璧の領域に。やっぱり熊野が舞台だと、ドラマが締まりますねぇ。ヒカラビも見られるし。 第116回 ☆☆★ 久々登場のヒカラビは、面食いだった! 他人(井上順)に母親(風吹ジュン)が娘(池脇千鶴)の夫(海東健)を「苗字+さん(松岡さん)」って呼ぶかね。 これまたお久しぶりの田渕先生(坂上忍)。このキャラ自体、完全に忘れてました。 第19週(2/11〜2/16放送) 第115回 ☆☆ “紅芋”から“蚕豆とセロリアックの椀物”までの到達も、満足できない思いは料理人という芸術家の性分か。その成れの果てに見る、とってつけたような幻想、空想よりも、熊野の自然景にやっぱり心ひかれたとしても、直後に「熊野に店」なんて予想範囲内言われちゃうと、醒めるんだよなぁ。 第114回 ☆☆ 道代(小林幸子)はオーストラリアのお母さんの看病に行くだけでしょ?ほとんど永久の別れのノリって、大げさな。まぁ、テイスト違い人がいなくなるのも、悪くはありませんが。また、ハデに戻ってくるんだろうなぁ。 第113回 ☆☆ 構造がますます『あすか』的になってきた。問題山積、細部はデタラメ。死神泣かして、主人公は若くして巨匠に。チープな展開をひたすらになぞる。 第112回 ☆☆ 「ママ、エライ」(by岡本信人)って、また唐突な。みんな幸せになりましたとさ。 第111回 ☆☆ 幼いダイアローグ。食材の話になると、ドラマは一気に盛り返すのに、なぜそれをやってくれないんでしょうか。 第110回 ☆☆ マッタリと驚きのない展開。安定して☆☆は、ありがたくないですけど。 第18週(2/4〜2/9放送) 第109回 ☆☆ この時期に唐突に新キャラで新ネタって、苦しいなぁ。再放送枠『よーい、ドン』はいっそうドラマティックに充実しております。絡み合う人間関係にあぶり出される人の性。昔見たときよりも、面白く感じられます。 第108回 ☆☆ 妊娠即出産ととばしても、女料理人の苦労を描く手はありましたか。 第107回 ☆☆ 早くも8ヶ月が過ぎる朝ドラ調に、あっという間の2号店。まぁ、明るくていいか。 第106回 ☆☆ 妊娠即出産!女料理人のドラマに、その過程を描くことは無駄な時間なの?ネタ切れなのに、自らネタを切る暴挙か。岡本信人をチラっと発見。 第105回 ☆☆ どうせ2号店の話をもってくるんだったら、一路(根津甚八)を生かしといて、親子で競わせるという話の方がよかったのでは。松岡(海東健)のことを武司とスルッと呼べるのは、いまだ定道(佐藤慶)だけか。 第104回 ☆☆ 笹川は必ず月曜日、山中にやってくる?! 週はじめに、締めにかかる気持ちはよくわかります。パークレンジャーについても勉強させていただいたわけだし、とりあえずは容認しておきますか。 第17週(1/28〜2/2放送) 第103回 ☆☆★ 毎日弁当届ける嫁って、それはそれで嫌かも。来週の筋は見え見えも、再放送分朝ドラ『よーい、ドン』が絶好調なので、見逃すことはないかな、ぐらいの調子です。 第102回 ☆☆★ 因縁づけたれた二人の仏前結婚式に珍しい顔がズラリ。お久しぶりの加代(紅萬子)と小室(永澤俊矢)。でも、なぜ一緒に?準レギュラー化してもいいはずの周(岡本信人)は、これがやっと2回目か?ウィリアム(剣太郎セガール)の顔も。入江(桂三枝)は病気だったいう設定に何の意味が? このドラマらしい、明るいのか暗いのか、よくわからない結婚式でした。 第101回 ☆☆★ 女親よりも男親の方がちょろいという真理について。木葉んちも山持ちなんだから、相手にとっては不足なしだと思うけど。聖子(麻生祐未)の眼が冷たい。 第100回 ☆☆ 成就の前に一波乱はあってしかるべきだとは思うけど。それが前後を通じて機能的に絡んでこない。少なくとも、今話までの段階では。 第99回 ☆☆★ やっとこのカップルも壁にぶち当たったか。展開が定番すぎて、その無策ぶりがちょっと怖い。 第98回 ☆☆★ 料理人は結婚できない?! がんばった自分たちを自画自賛する松岡(海東健)と木葉(池脇千鶴)。聖子(麻生祐未)は女の嫉妬なヒステリー。それにしても、死神は山中が大好きだねぇ。 第16週(1/21〜1/26放送) 第97回 ☆☆★ 話の本題が浅井家から松岡家へ。これが2週続くとして、その次の週はローテーション的にはまた聖子(麻生祐未)の話か?! 第96回 ☆☆ BKならではの濃いキャストに朝からおなかいっぱい。新たな大事件って、これで終わりかい。朝ドラの引っ張りほどあてにならないものはありませんからね(例:『春よ来い』)。 第95回 ☆☆★ 死神のわりには笹川(不破万作)、甘いなぁ。丁寧に撫で洗いした茄子の料理、“賀茂茄子の素揚げ”にイチコロとは。 食べてる間の緊張感。やっぱ、これでしょう。簡単なことなのに、それがめったに出来ないこのドラマの残念よ。 ハンコ盗んじゃったりするダメダメまで、愛川欽也は『女優・杏子』の父親役とやっぱりまったく同じじゃないですか。 第94回 ☆☆★ 夕美(春木みさよ)の不自然な転びっぷりに意味が?! ドラマとまったく絡んでこず。やっぱ、料理対決でしょ。鱧(ハモ)より美味い精進。どうぜ無理難題に取り組むんだったら、こうでなくっちゃ。もう、すず状態(?!)は嫌よ。 第93回 ☆☆★ 家出癖のある夕美(春木みさよ)の父親役、愛川欽也の飄々フラフラは『女優・杏子』(傑作!!!)の父親役と完全にかぶってます。 精進料理のメニュー研究なんかの方にもっと話を裂いてほしい気もしますが。 第92回 ☆☆★ 久しぶりにたよやかに、と思いきや、早くも次の問題浮上。これぞBKの朝ドラともいえるんだけど。 第15週(1/14〜1/19放送) 第91回 ☆☆★ 死神は福の神だったというお話。それにしても、明るくなったなぁ。これがすずの見おさめ?変わらないのは、聖子の電話に出たときの声色ぐらいか。 第90回 ☆☆ 180度のタッチ変容。今度は熊野の山潰しかと心配になりましたが、すず親子は本当に改心した模様です。みんなでキャバクラバイトは中止の模様。 第89回 ☆☆ 精進料理ですず、いきなり改心する。これはこれで寂しい気も。大体、人間はこれほどまでに劇的に改心できるものだろうか(“か”は反語の“か”)。異母姉妹ほど縺れる関係もないと言いますし。 第88回 ☆☆ 山中家の完全なる敗北。やはり精進料理のシーンが出るとホッとしますよ。 「料理は無念無想でするもの」 できればドラマの方も、この境地で頑張っていただきたい。 第87回 ☆☆ 「人生は荒行」を体現させてくれる遅れてきたヤンキー、すず。もはやホラー状態。 第86回 ☆☆ 昼メロテイスト、極まれり。4ヶ月目にしてこれじゃ、先はないか。 第14週(1/7〜1/12放送) 第85回 ☆☆★ 異母姉妹、大激突!本筋の楽しみを斜め見の面白さが追い越す。軌道修正には、あと一週間はかかるかな。 第84回 ☆☆ いい加減、この展開には飽きました。飽きをのり越えれば、また別の斜め見もできるだろうけど、朝ドラ、斜め見してもねぇ。 第83回 ☆☆★ すず、裏主役から表主役の座につく。 第82回 ☆☆★ ぽん酢の味は直ったけれど、店の澱んだ空気の原因は明々白々。 「すずの計画は着々と進行していたのでございます」 暗すぎる。 第81回 ☆☆★ ぽん酢の話の方が断然面白い思うんだけど、やっぱり闇の方に話のベクトルはあるんですよね。それに必然性を感じないんだけど。 第80回 ☆☆★ 本格的に朝っぱらから暗い気分になってしまうドラマに変容してまいりました。 第13週(12/24〜12/28、1/4〜1/5放送) 第77回 ☆☆★ 料理の知識だけは豊富な新キャラ、匠(仁科克基)の登場で、久々にドラマに明るい兆しが。と思ったら萌子、房子親子のおかげでまたまた暗くなりました。そろそろこの話には飽きたなぁ。まさかその煩悩と、残り全話で戦い続けるというのか。 第76回 ☆☆☆ 木葉(池脇千鶴)、聖子(麻生祐未)、夕美(春木みさよ)の最強トリオ誕生。 「あのタコ、7年もつきあってて、うち3年二股かけてたなんて」(by聖子) 「忙しいやっちゃなぁ」(by夕美)の聖子が大爆発で楽し怖い。 それ以上に怖かったのが萌子(夏樹陽子)、房子(占部房子)のオカルト風対決。このギャプはどうしたことか。 第75回 ☆☆☆ 再びの井上順。千里の再婚候補の筆頭です。第2候補は田尾安志(松本君)なんだけど。入江(桂三枝)が定道(佐藤慶)との絡みで、3ヶ月目にして初笑いをとる。千里は庵主さまによる愛別離苦の教えでちょっぴり復活。この時期に水行とは、見てるだけでつらい。 今話最大のみどころは、何といっても“肉まん、豚まん論争”で口火を切る聖子の部屋でしょう。「田所――さん」3連発の聖子(麻生祐未)が傑作。 再放送『よーい、ドン』でも、“猫人間”と呼ばれるヒロインのお母さん(馬渕晴子)が亡くなりました。年末に重要人物が死ぬ展開は、BK制作朝ドラの常套手段かな。 第74回 ☆☆☆ 大掃除の季節にありがたいお言葉です。 「掃除というのは、ただその場をきれいにするとこではなく、自分の心をも清めることなんです」(by庵主さま) 一路の思い出が噴出中、浦やん乱入。どうにも止まらないエネルギーに突き動かされる木葉。そろそろ明るくなってもいいんじゃないかなぁ。 第73回 ☆☆☆ 「南船場をおもしろくする会」会長、浦やん(千原浩史)登場。敵か味方か?おそらく味方でしょう。萌子(夏樹陽子)、房子(占部房子)親子話が吉とでるか凶とでるかは、まだわからず。浦やんがこの親子に絡めば、『深く潜れ〜八犬伝2001』風になるだろうけど(それはないか)。 第12週(12/17〜12/22放送) 第72回 ☆☆☆ 実はもうひとり娘が、という昼メロテイストが主軸に。これが吉と出るか凶と出るかの答えは来週に持ち越し。折り返しをひかえ、いよいよ正念場か。 千住兄弟の音楽は、ひたすらに真面目。確かに19世紀的な意味では『ほんまもん』風です。 第71回 ☆☆☆ 「知っている父の顔と、知らない父の顔が出てくるものでございます」とは、奥深い台詞。それにしても、暴れん坊時代の根津さんご本人の写真が登場するとはねぇ。確かに、昔の彼は暴れてたもんなぁ。井上順は新レギュラー? 第70回 ☆☆☆★ 一路が彼岸へと旅立つ。早すぎる。まだ木曜なのに。木葉があなごをさばく手際がよければいいほど、ごま豆腐、あなごのにぎり、蕪むしといった料理が美味しそうであれば美味しそうであるほど、より悲しみが深まる。おばあちゃんの死とあまりにも同じシチュエーションだけに、料理の匂いで奇跡が起きるのもよめる。よめるからこそ、いっそう悲しみが増す。 第69回 ☆☆☆ 根津さん、本領発揮の迫真演技。悲しき初雪に彩られる一路(根津甚八)、萌子(夏樹陽子)、すず(占部房子)のもうひとつの“ほんまもん”家族。結婚したてのころ、あやしかったという設定はあんまりうまくないと思うけど。 第68回 ☆☆☆ それどころじゃないとはいっても、従業員にも生活がありますからね。って思ったら、ちゃんとそこも描かれてたか。一路の枕元で語りかける木葉の言葉が感動的。 第67回 ☆☆☆ 告知の問題がまたまたテーマに。根津甚八がいなくなったら、このドラマも寂しくなるなぁ。 第11週(12/10〜12/15放送) 第66回 ☆☆☆ にぎやかに最後の晩餐。盛り上げ役は夕美(春木みさよ)。『たのしい幼稚園』の彼女もよかったですよ。 先付「柿練り湯葉和え」 椀物「蕪・清汁仕立て」 「海老いもと焼きあなごの庵主さま御薯寿し」 「鰆・若草焼」 煮物「伊勢海老・吉野煮炊合せ」(庵主さま、ここで一泣き) 「茶粥とふぐのから揚げ」 庵主さま、ここでは号泣。ヅラがちょっと気になる。大将倒れて、来週どうなる?! 第65回 ☆☆☆ 料理のいろは、応用編。すずの彼氏は厄年、小西博之だったか。『北条時宗』では蒙古襲来に大活躍も、朝ドラでは前菜「海の幸・五種盛」を食べただけで退散。一路はこぶしで栗金団つぶしてました。 第64回 ☆☆☆★ 焼き物から煮物です。煮魚に鍋蓋は禁物。魚の生臭みがこもるから。煮魚にはかつおだしを使わないのも常識。勉強になります。 お母さん(風吹ジュン)の味噌汁は相変わらず不味いそうです。これもちょっと飲んでみたくなる。後輩を脅す聖子(麻生祐未)が目に浮ぶ。 「料理は愛。素材への愛、器への愛、それを作ってくれた人への愛、そして食べてくれる人への愛。素材への気持ち、それを食べてくれる人の気持ちを考えて作るんが料理人や。料理人が自分の技術やアイディアに溺れたら終いやぞ。よう覚えとけ(by一路)」 「白子入・ごま豆腐」 「水晶冬瓜のあんかけ」 「里いもの壺焼風」 他 このおまかせコース、いくらなんでしょう。 第63回 ☆☆☆ 根津甚八の舌足らず演技は、演技か。演技なら、ほとんど神業。演技じゃなくても非常にピッタリ。確かに前半はそんなことなかったもんなぁ。絶妙です。彼を見てると、人間の枯れ方の理想型を見るね。 第62回 ☆☆☆ 先付「フォアグラ長芋羹」 「鶏の葛たたき椀」 「しいたけの海老はさみ焼き?」 その後の料理もあったんでしょうねぇ。御代はただでしょ。渡辺先生(冨家規政)、得したね。木に自分を例えるとは一路、さすがは熊野出身。 第61回 ☆☆☆ 庵主さまのありがたいお言葉。“経営”=「人が生涯を貫く正しい目標と手順をもって、時間を無駄にすることなく、たゆまず努力をすること」。人の苦しみは、生まれたときからはじまってるんですねぇ、四苦八苦。仏道精進の境地か。 第10週(12/3〜12/8放送) 第60回 ☆☆☆ もうプロポーズ?随分早いね、って思ったらもう10週目か。一路の言葉が心に染み入る予告編にホロリ。 第59回 ☆☆☆ トンポーローにまつわる笑福亭松之助、加茂さくらの至芸。これにはさすがの加代(紅萬子)も反省です。ちなみに紅萬子は、先週から『よーい、ドン』にも復帰しております。毎朝、ダブルで紅萬子はちと濃いか。 第58回 ☆☆☆★ 熊野は魂を蘇らせる。この寒冬に水行見ると、益々寒けがします。でも、給料一緒なら、週一回の営業でも勤めるよね。 第57回 ☆☆☆ 一路のあたり前の決断が感動的。魚は水道の水、直に当てたらダメなんですね。 第56回 ☆☆☆ 第53回の不自然は、千里(風吹ジュン)が萌子(夏樹陽子)を再び訪れることで、手厚く説明される。ついに実現!一路(根津甚八)、武司(海東健)、ウィリアム(剣太郎セガール)の色男揃い踏み。 第55回 ☆☆☆ 視聴率、好調のようです。それも納得の出来ばえ。あと2ヶ月は大丈夫そう。朝ドラ鬼門のラスト一ヶ月はわかりませんが。 第9週(11/26〜12/1放送) 第54回 ☆☆☆ 先付 針打ちポテトの黄身酢和え ジャガイモすり流し風白味噌仕立て 牛肉入り芋まんじゅう デザート マッシュポテト抹茶アイスがけ あぁ、どれも美味しそう!なのに出資者の会の面々はOK出さず。木葉に店をやらせたほうが借金かってくるって腹積りの人が一人もいないとは、随分いい人たちの集まりなんですねぇ。 第53回 ☆☆★ 再び告知のジレンマ。武司(海東健)が熊野の魅力に取り付かれたということは……。そんな簡単に決まってしまう恋愛パートは、これまでの朝ドラにはなかった気がするけど。千里(風吹ジュン)が萌子(夏樹陽子)に相談するエピソードは、ドラマ的なムリぎりぎりか。 いくら「目で見ずに心で捕らえる」(by 庵主さま)って言ったって、目をつぶって包丁振り下ろしたら、危ないでしょう。書き込みのある一路のノートが広げられたエピローグの余韻がいい。 第52回 ☆☆☆ 千里(風吹ジュン)と一路(根津甚八)の冒頭の掛け合いから今朝は重厚。ジャガイモとの格闘は、らしい禁欲ノリ。これが出ると、ドラマに求心力が増します。折り詰めのジャガイモフルコースが美味しそう。 第51回 ☆☆☆ 一路(根津甚八)が見る幻想シーンが、それが唐突なだけに効果的。これまた唐突だけど、夕美(春木みさよ)が懐の深さを見せる、ナイス・フォロー。 第50回 ☆☆☆ 初めての他流試合に印籠茄子で勝負をかける木葉。盛り付けもお皿も素敵。違和感が取れない小林幸子は、台詞にこぶしが回ってるんだよね。熊野出身者は普通じゃない、との武司(海東健)の弁も、それは単に山中家の人々が普通じゃないってことでしょ。 第49回 ☆☆☆ 入江(桂三枝)って、料理人だったんですか。 「茄子は得意でっしゃろ」 の挑戦状に料理人としての厳恐ろしさが垣間見える。ドラマは正統的に安定した面白さを持続中。 第8週(11/19〜11/24放送) 第43回 ☆☆☆ 修行物から完全にホームドラマ物のテイストに移行。定型に収まらなきゃいいけど。 第44回 ☆☆☆ 千草和え、秋刀魚のワタ焼きと豆腐の湯葉巻き……。毎度、朝から美味しそう過ぎます。臨時結成の木葉(池脇千鶴)、小室(永澤俊矢)の凸凹コンビに降りかかる開店前の緊張感も、雰囲気出てます。 でも、いくらクレームきたからって、厨房の陣容まで説明しますかねぇ。助っ人皿洗い、夕美(春木みさよ)の空騒ぎぶりに哀愁を見てしまうのは、深読みしすぎでしょうか。 第45回 ☆☆★ 告知するか否かの問題は、『がんばらない』をみているだけに、その玉虫色の解決に不安もよぎる。今週は、演出の目が今までよりも荒くなってる。 第46回 ☆☆☆ 熊野が出てくると、ホッとしますねぇ。顔だけは怖い定道(佐藤慶)の夕飯の支度をする姿にやさしさがにじみます。合コンにばっかり行っていることを母エミ子(宮川花子)に諭される夕美(春木みさよ)の今後にも注目?! 毎話ごとにピークを持ってこない作りは、せわしないドラマが多い中では貴重です。おばさん役の小林幸子が、一人芝居がかってて違和感あり。 第47回 ☆☆☆ 一路(根津甚八)の自殺未遂に負けない衝撃は、風呂上りの下半身。NHKがギリギリの線を狙ってたとも思えないけど。 第48回 ☆☆☆ 熊野の自然の神秘には圧倒されます。でも、環境ビデオ風の映像の挿入は余計でしょう。今週はそういう蛇足も多かった。 来週への期待感を持たせるさり気ない結びが素敵です。定道(佐藤慶)との山歩きでタフネスぶりを証明する松岡(海東健)が、そのまま山中家に収まるような普通の展開はなさそうな気がするけど。 第7週(11/12〜11/17放送) 第37回 ☆☆☆ なぜ女は料理人になれないか、という問いに見事に答える庵主さま(野際陽子)。包丁には喜怒哀楽が出る、とはなるほどね。 第38回 ☆☆☆ 木から落ちた猿(木葉)に、高箒で一撃。一路の舌問題は、これで一件落着とはいかんでしょう。 第39回 ☆☆☆ 「要は気合です」という薪割りの教え。薪が割れないだけで3分さくとは。このドラマ、素敵です。 第40回 ☆☆☆ イマドキに一所懸命が報われる展開が、何ともうれしい。蓮根の切り口に心がにじむ。一路が病院に行きたがらないのはなぜ?『ちゅらさん』後半戦と同じ疑問。 第41回 ☆☆☆★ 朝ドラ初のSFX!庵主さま(野際陽子)の後ろ飛び!彼女は修験道の心得もありますからって、そんな納得の仕方でいいんでしょうか?!。それにしても、入江(桂三枝)の品格は高いですねぇ。今ドラマ中、一番でしょう。 密かに再放送枠『よーいドン』(1982)と19年の時を経てダブル出演中だった紅萬子は、『よーいドン』の方で演じるはまがお茶屋から出奔したため、明日からは『ほんまもん』のみに専念(?!)です。 第42回 ☆☆☆★ 朝から喉が鳴る鱧づくし。鱧ちり、寄せ鱧 清汁仕立て、鱧皮そば、鱧つけ焼き、ときて、ボタン鱧の危機を救う必殺ゴマすり! 鱧ゴマだれ焼き。ゴマの香りがブラウン管(もしくは液晶画面)から匂い立つ。 「あれが精進で言うゴマかす」、とはうまいことをいいますね。でもドラマの方には一切の胡麻菓子なし。今クールで唯一の正統派ドラマこそ、このドラマです。 第6週(11/5〜11/10放送) 今週は毎回レビュー。 第31回 ☆☆☆ ひたすらゴマすりの回。周りが渋すぎるのか、小林幸子がちと浮いて見える。 第32回 ☆☆☆★ 野菜切るのに包丁を振り下ろすとは、怖いですねぇ。木葉の粗相は、庵主さま(野際陽子)の額も割る。ちょっぴりホラー。鼠に足首まで噛まれるし。松岡さん(海東健)からのAir Mailに唯一の叙情。 第33回 ☆☆☆★ 「屏風と料理屋は広げたら倒れる」とは言い得て妙。白鳥さん(麻生祐未)の給仕はなぜかカクカク。 庵主さま(野際陽子)による六波羅蜜(悟りに至るための6つの修行)の解説。 布施 持戒 忍辱 精進 禅定 智恵 「布施とは、平たく言えば与えること、持戒とは、戒律を守ること、忍辱とは、苦難を耐え忍ぶこと、精進は、前向きに正しい努力をすること。この精進こそが、仏道の極意といわれています。」 なるほど。ところで、禅定と智恵はどうした? 朝ドラを逸脱する禁欲が素敵。 第34回 ☆☆☆ タラの芽大捜索はいい展開なんだけど、やっぱりアフレコはあってない。放送会館も新しくなったことだし、BKはもう少し技術も上げていかないとね。 第35回 ☆☆☆ 木葉が崖から這い上がるぐらいのことをやるのかなと思ったけど、ただ藪が揺らぐのみ。そんな直接的な描写は使わない、このドラマの慎ましさよ。 第36回 ☆☆☆ 本当の胡麻豆腐に到達する木葉。修行を終え、ドラマは益々盛り上がっていきそう。 第5週(10/29〜11/3放送) ☆☆☆ 味覚の天才が挑む味の荒行は、八百屋→ホテルのイタリアンレストラン→魚屋を経て、尼寺に辿り着く。精進料理、門前払い、修行の日々と連打されるちょっぴりの禁欲が、朝から何ともに心地いい。聖子(麻生祐未)の挿話など、各エピソードも充実。 西荻弓絵さんの最近作では、新銀河の置土産的傑作、『家族注意報!』 が好きだけど(最近といっても1996年)、今作にも非常にいい予感がします(同じ家族でも、ドラマ家族模様『晴れ着……』はヤバかったけど。『恋の手裏剣』は○。何気に全部NHK!)。 今後もやってくれるのか、今週のレシピコーナー。ごま豆腐がたまらなくおいしそう。NHK大阪の放送会館って、新しくなってたんですね。今回の朝ドラは気合が違うのか。 第4週(10/22〜10/27放送) ☆☆☆ 何かっていうとすぐに荒行にでちゃう力技が素敵。「どうですか、一度滝にうたれてみたら。」なんてお気軽な誘いぶりは、さすが山伏の孫の台詞です。熊野の深緑が目に染みる。 八百屋→ホテルのイタリアンレストラン→魚屋という成り行き的荒行もいじわるだけど、ここまで腹減ってる主人公っても、歴代いなかったでしょ。 それにしても、相変わらずBK朝ドラのロケシーンのアフレコは下手だよなぁ。どうしてここまであわないの?! 第3週(10/15〜10/20放送) ☆☆☆ 主人公の「人生は荒行や」が、あっさり味で綴られてるのがいい。各エピソードは予想以上に充実してるんだけど、それを過剰な盛り上げに走らないところも喜ばしい。そこら中にある隙間みたなものが、またちょうどいい感じです。麻生祐未、永澤俊矢、上杉祥三といった新メンバーの絡みは、どれぐらいになるんでしょう。 第2週(10/8〜10/13放送) ☆☆☆ もしかして、今週がピーク?! 熊野の地方色が絶妙だっただけに、来週からの雰囲気の変化が心配。山伏修行に挑む佐藤慶さんの体は、もっと心配だったけど。ちょっと荒行が本格的過ぎませんでしたか?! 主人公の船出は、ほとんど『おしん』じゃないか。両親を演じる風吹ジュン、根津甚八の枯れ方がいい。 ※2週目以降は週間レビューになります。 第6回(10/6放送) ☆☆★ 主人公、目覚めの回。この一週間の、破綻なくわかりやい展開には好感が持てた。熊野の美しい自然景の挿入が、抜群の効果をあげている。まぁ、上々の滑り出しといったところでしょう。 今クールのBSリピート分、『よーいドン』でも主人公が新たな道に目覚める一週間でした。昔見たときとは、やや違った印象。 第5回(10/5放送) ☆☆★ 「好きなもんばっかり」がホント、おいしそうだったなぁ。『ちゅらさん』に続いて、一週目に人が死ぬ。朝ドラの新しいあり方?! フルートでもオーボエでもない、ファゴットという選択は好きです。 第4回(10/4放送) ☆☆★ おばあちゃんについて。『ちゅらさん』のえりぃが治療を拒んだのに比べれば、まだ納得のいく成り行き。 第3回(10/3放送) ☆☆☆ ヒロインは池脇千鶴と風吹ジュンのどっち?少なくとも、風吹ジュンのほうが出番が多いです。しっとりは依然衰えず。地方色豊かな描写が実に素晴らしい。これは本物かな。 第2回(10/2放送) ☆☆★ 「ここらあたりじゃ見たことない(by千里)」って、田尾安志じゃん。前作の後遺症で喜怒哀楽の感受が麻痺してしまっているからか、このドラマが本当にしっとりしているのか、前が前だっただけに、そう感じられるだけなのか、まだ掴みきれていないところ。 第1回(10/1放送) ☆☆★ 天然娘から山猿へ。ヒロインの選択になるほどと思う。とりあえずは、無難な滑り出しにホッ。 |
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