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ひとりじゃないの (TBS系月〜金曜13:30〜14:00)
製作著作/毎日放送
制作/青井邦臣
制作協力/東通企画
プロデューサー/青井邦臣、日高英雄、上川栄
企画協力/橋本憲一
脚本/西岡琢也
演出/青井邦臣、鈴木晴之、竹園元、日高英雄
音楽/渡辺博也 主題歌/『この世界のどこかに』郷ひろみ
出演/和泉珠子…小川範子、金子譲…遠藤憲一、柳島キヌ…根岸季衣、和泉賢一…石橋保、早川奈緒…尾上紫、五十畑正国…長原成樹、柳島英作…井之上チャル、和泉航太…金崎由名来、寺西俊雄…名高達男、高見沢志津…淡路恵子、早川千代…京唄子
ほか

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第8週(11/19〜11/23放送)
☆★
 出来不出来を聞かれれば、何一つまともじゃないの、って答えるしかないんですけど、とりあえずはひとりじゃなくてよかったね、っていうちょっといい話を狙ってたんでしょうね。それも推測にすぎませんが。
 極悪人キヌ(根岸季衣)が最後には賢者になってしまうてなんて、そんなデタラメでいいんですか。放送にのったということは、これでもいいんじゃないの、ってことでしょうけど。キヌに負けじと、珠子(小川範子)、奈緒(尾上紫)、英作(井之上チャル)とみんなキャラクターの設定が終始大いにブレる。最初からオチまで通して光ったのは、金子役の遠藤憲一と寺西役の(名高達男)の掛け合いぐらいか。こっちの話が軸だったら、どんなに面白かったでしょうに。(結)


第7週(11/12〜11/16放送)
☆☆
 週はじめにはグーパンチで珠子(小川範子)に殴られたミラクル極悪人、キヌ(根岸季衣)が週終わりに改心?! 今ドラマの裏主筋だけに、そんな簡単でいいのかという気もしますが。どっちにしろ、変なドラマからの脱却はもはや不可能でしょう。最初はいい感じだったんだけどなぁ。(結)


第5週(10/29〜11/2放送)
☆☆
 寺西(名高達男)の出所に一路の望みを託すも、思ったほどパッとせず。ここのところテレビに出てなかった(出られなかった?)名高達男の小技が利いた演技には期待感あるけど。それにしても、小川範子の児童劇団ノリは常軌を逸してます。それともこれって狙い?!(結)


第4週(10/22〜10/26放送)
☆☆
 これがちょっとした中弛みであることを願わずにはいられないほどの、大いなる体たらくぶり。主人公の度を越えた世間知らずぶりも、一つの設定としてはありだと思うけど、極端に走る各エピソードにはうなずけないなぁ。出来の悪いサスペンス調は捨てて、金子譲(遠藤憲一)と寺西(名高達男)の法律的大活躍を軸に、お助け物の路線で行った方がいいと思うんですけど。(結)


第3週(10/15〜10/19放送)
☆☆☆
 カッチリとしたシチュエーション設定のおかげで、安定した面白さを持続しています。強面のお助けマン、金子を演じる遠藤憲一が利いてる。小川範子の児童劇団あがり風の演技には違和感あるけど、世間知らずな天然おバカさんの主人公にはこれぐらいの浮き具合の方が似つかわしいのかも。(結)


第2週(10/8〜10/12放送)
☆☆★
 人物設定のまさは、きっちりと生かされています。いかにも昼ドラ的ティピカルなエピソードを並べるのは、どうかと思うけど。(結)


第1週(10/1〜10/5放送)
☆☆★
 金融会社の取り立て屋なのに、というアメリカのウェルメイドなコメディにありそうな設定から、なかなか気がきいてます。法律相談をしに行く、刑務所に入っている元弁護士をうまく使えば、もっと面白くなるでしょう。
 前クールまでは裏(『はるちゃん5』)で主題歌を歌っていた郷ひろみが、今度はこっちで歌ってます(しかも、両方ともにタイトルバックにも登場)。ターゲットはやっぱり主婦層か。根岸季衣は『ラブ&ファイト』とダブルで一時間ぶっ続け出演。淡路恵子も『はるちゃん5』(早々に死亡)からの連投。昼ドラ的な入り乱れに、思わず目が回る。(結)




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