レビュー：反乱のボヤージュ

反乱のボヤージュ

（テレビ朝日系）

制作/テレビ朝日、共同テレビ
プロデュース/内山聖子、高橋萬彦、西河喜美子、一杉丈夫
チーフ・プロデュース/黒田徹也
原作・脚本/野沢尚
監督/若松節朗
音楽/本間勇輔
エンディングテーマ/『時をとめて』Misia
出演/名倉憲太朗…渡哲也、坂下薫平…岡田准一、日高菊…麻生祐未、田北奈生子…新山千春、江藤麦太…堺雅人、本多真純…山口紗弥加、立花…宮迫博之、司馬英雄…八嶋智人、神楽敏章…岡本健一、久慈刑事…渡辺いっけい、名倉加寿子…いしだあゆみ、宅間玲一…津川雅彦ほか

後編（10/7放送）
☆☆
　長き説教、休むに似たり。大いなるノスタルジーに酔える人向き。きれい事に終始する出来過ぎた成り行きが、いかにもで空々しい。何はともあれ、そのあまりの長々しさに、見通すのに四苦八苦する。
　『夏休みのサンタさん』（☆★）に続いて、またまた舘ひろしがカメオ出演（クレジットなし）。一瞬の回想シーンに師弟の絆が刻まれて、このドラマ中もっとも美しいシーンに?!（結）

前編（10/6放送）
☆☆
　これって、2001年の話のはずなんですけどねぇ。紋切り定型の学生たち。よよっちい展開。説明台詞の嵐。さすがは芸祭用。気持ちの悪い岡本健一が、一人気を吐く。（結）