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東野圭吾ミステリー 悪意 (NHK総合月曜21:15〜21:58)
月曜ドラマシリーズ
制作・著作/NHK大阪
制作統括/木田幸紀
原作/東野圭吾『悪意』
脚本/尾西兼一
演出/長沖渉(1、2、4、6)、訓覇圭(3)、大杉太郎(5)
音楽/梅林茂
出演/西原甲子男…間寛平、野々口修…佐々木蔵之介、牧村京子…岩崎ひろみ、日高理恵…床島佳子、日高初美…純名里沙、山辺…松尾貴史、三村…石井正則、高橋…泉ひろし、円谷雅俊…木村進、新田芳江…三田篤子、林田順一…内場勝則、刀根教諭…広岡由里子、ウェイトレス…河島あみる、藤尾美弥子…久野麻子、中塚昭夫…ホープユタカ、高橋順次…川下大洋、早苗…小牧芽美、大島…桂米吉、広沢智代…島村晶子、辻村平吉…夢路いとし、瀬田班長…花紀京、近所の主婦…三林京子、日高邦彦…宅麻伸
ほか

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第6回(12/17放送)
☆☆☆★
 ウソと虚構の行き来が心に突き刺さる。小説家の遺書。動機は悪意。花火を見る少年二人の背中が悲しい。
 それにしても、この変則放送は何なんだ。ニュース挟んで最終回って、どういうこと?編成上年内に放送しなきゃいけないのはわかりますけど、これは酷すぎるでしょう。見ごたえある作品だっただけに、非常に残念です。結構、最終回見逃した人は多いのでは。
 BK朝ドラOB列伝も最終回。大事な人を忘れてました。三林京子は『いちばん太鼓』『ぴあの』『ふたりっ子』『オードリー』に出演した超常連。『ほんまもん』にはまだ出てきてませんけど、三林京子だけに油断できない。(結)


第5回(12/17放送)
☆☆☆
 実録風聞き込みの連打で、ドラマの幅を見せる。証言の食い違いで、いっそうの捻じれが旨みを演出。キャラクターを二分割したせいか、京子(岩崎ひろみ)の絡みがやや弱いかな。
 BK朝ドラOB列伝第5弾。花紀京は『やんちゃくれ』、内場勝則は『あすか』、三田篤子は『あすか』&『オードリー』。そろそろネタ切れか?!間寛平と木村進って、『あっちこっち丁稚』コンビでしょ。別の意味でも泣ける。(結)


第4回(12/10放送)
☆☆☆★
 佐々木蔵之介、純名里沙主演の第4回。悪意に満ち満ちた展開に見えすぎる前方が見えない。今回は捜査の一手がなかったせいで、よりいっそうドラマに求心力が生まれていた。
 BK朝ドラOB列伝第4弾。純名里沙は『ぴあの』のヒロインでした。主題歌も歌ってましたよね。(結)


第3回(12/3放送)
☆☆☆
 真意が見えないおもしろさが極まってきた感じ。一筋縄ではいかないキャラクターを佐々木蔵之介が妙演。
 BK朝ドラOB列伝第3弾。石井正則は『オードリー』に出演し、以後BKドラマの常連に。『料理少年Kタロー』にも出てました。(結)


第2回(11/19放送)
☆☆★
 メタ構造に潜む微妙なズレが冴える。西原刑事(間寛平)のスーパー推理すべてにはうなずけないけど、ドラマの変化のつけ方はなかなかそそります。
 BK朝ドラOB列伝第2弾。宅麻伸は『よーい、ドン』、床嶋佳子は『やんちゃくれ』、間寛平は『ぴあの』に出てました。(結)


第1回(11/19放送)
☆☆★
 “コロンボ形式”のサスペンスだが、犯人を最初から見せる段取りは本家以上の凝り様で、今後に期待感を持たせる。原作とは設定の違う西原刑事の登場シーンは、印象的にしようとしすぎてか、やや不自然。
 BK制作の朝ドラ経験者勢ぞろいのキャスティングに、一人一人の出演作を一本一本思い出しながら見るのも楽しい。これもある種の“コロンボ形式サスペンス”?! 岩崎ひろみは『ふたりっ子』のヒロインで、佐々木蔵之介は『オードリー』に出てました。って、どっちも大石“上等!!!”静先生作か。(結)




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