レビュー：はるちゃん５

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はるちゃん５

（フジテレビ系月～金曜13：30～14：00）

制作/東海テレビ放送、国際放映
企画/出原弘之
プロデューサー/浦井孝行、鈴木辰明、西島孝恒
原作/青柳裕介
脚本/深沢正樹、吉村ゆう、清水喜美子
演出/安室修、藤木靖之、松谷卓哉
音楽/渡辺博也　主題歌/『ワキワキマイフレンド』郷ひろみ
出演/はる…中原果南、源…小松政夫、シズ子…上原由恵、志保…一谷真由美、南…氏家恵、未来…大久保綾乃、佐藤功、末吉くん、伊吹康太郎、加藤哲郎、福井裕子、杉本史大、渡辺華衣、長谷川恵美、淡路惠子、三條美紀、水木薫、睦五朗、白石まるみ、浩二…宮川一朗太、勝人…京本政樹、かなえ…佳那晃子ほか

総合評価：☆☆

第13週（9/24～9/28、10/1放送）
☆☆★
　ようやくこのシリーズらしい、しっとりとした味わいが出てきたかな、と思ってたところで最終回。テンション違いの「ワキワキマイフレンド」には、最後の最後まで馴染めなかったけど。
　西部劇の如く、松本を後にするはるちゃんにPART６はあるのか。視聴率的には裏に惨敗しただけに、ちとキツイか。裏はまたまた来夏にPART４やるみたいなので、やるんなら少なくとも時期をずらした方がいいでしょうね。

第12週（9/17～9/21放送）
☆☆
　裏とはすべてが対照的。ちょっといい話がしっとりと丸く綴られています。どっちが面白いかといわれると、返事に困りますけど。

第11週（9/10～9/14放送）
☆☆
　『ラブ＆ファイト』と『キッズ・ウォー３』が中止分の調整を夕方やったのとは対照的に、『はるちゃん』は一話ずれたままに最後まで行くみたい。つまり、次の新ドラマは火曜始まりになるということ。そんな大雑把がイマドキ許されてしまうとは。この枠はやっぱり素敵だ。

第10週（9/3～9/7放送）
☆☆
　老舗のよさを感じさせる節度ある展開にホッ。もはや、波乱をも波乱と感じさせないその安定感では、破天荒な裏（『キッズ・ウォー３』）には勝てそうにないけど。

第8週（8/20放送～8/24放送）
☆☆
　明るいのはオープニングの“ワキワキダンス”だけ。すっかり暗くなっちゃって、これじゃ『キッズ・ウォー３』に負けるわなぁ。
　それにしても、宮川一朗太にはすっかりだまされた。彼にはどんなドラマででもだまされちゃうんだけど。白井まるみ、熱演！今、BSで再放送してる『虹を織る』（1980年）の彼女と比べると、歳月の移ろいを感じずにはいられません。

第7週（8/13～8/17放送）
☆☆
　またもや、話が陰謀じみてきました。これは、話を続けなきゃいけない帯ドラの宿命みたいなものではあるんですけどね。

第6週（8/6～8/10放送）
☆☆
　宮川一朗太の補強で、各エピソードに変化がついて幅が出てきた感じ。ようやく、いつもの『はるちゃん』ぽい安定感が出てきました。

第5週（7/30～8/3放送）
☆☆
　“ワキワキダンス”が郷ひろみ入りバージョンに。これが最大のサプライズで、他は旅館復興物の鋳型通りにすべてが進行していて、一切のサプライズなし。やはり、大女将（淡路恵子）を早く殺しすぎたのはまずかったでしょう。

第4週（7/23～7/27放送）
☆☆
　丸く話がおさまったと思ったら、唐突に大女将（淡路恵子）が死んじゃうとは。このやりすぎで、話の先が読めちゃったな。

第3週（7/16～7/20放送）
☆☆
　これまでのシリーズのイメージがあるので、今度のはるちゃんにはどうもなじめないなぁ。更に後発の帯ドラ『温泉へ行こう』や前クールの『私を旅館に連れて』も見てたわけで、温泉物飽和状態の思いも。その中では、このシリーズが一番すきなんですけどね。

第１週（7/2～7/6放送）
☆☆
　はるちゃん役の中原華南だけを残して、全面改装新装オープンの人気シリーズ第5弾だけど、郷ひろみの主題歌からして、これまでとはちょっと傾向違いの趣に違和感あり。「ビリッケツ」発言以来、テレビで見なかった佳那晃子を久々見たなぁ。今回は淡路恵子を差し置いて、ご希望通りのトメです。
　美ヶ原高原のロケ・シーンを見てたら、花王名人劇場『裸の大将』の、ほのぼのテイストを思い出しました。単に山のロケが多かったイメージがあるからだけなんですけどね。