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2001年夏ドラマ一覧
たのしい幼稚園 (TBS系月〜金曜13:00〜13:30)
制作/K Factory、TBS 企画/貴島誠一郎、丹羽多聞アンドリウ
プロデューサー/鈴木聡
脚本/羽原大介、福田裕子
演出/岡島明、宮崎暁夫
音楽/レイコウ堂、中村直、丸山裕介
主題歌/『君の瞳に恋してる』シーナ・イーストン
出演/高岡早紀、津田寛治、中原知南、滝沢涼子、中島史恵、春木みさよ、吉田かおる、入江雅人、猫田直、歌川椎子、高橋拓自、黒田美樹、森下哲夫、銀粉蝶、佐藤美央、浅川礼奈、高木智晃、高畑岬、安田洋子、安田ひろみ、浜田晃、大森暁美
ほか



第13週(7/16〜7/20放送)
☆☆
 この異常なほどの明るさにも慣れてきたと思ったら、最終週になっちゃいました。卒園式を最終回にせず、ゆかり(高岡早紀)の提案によるお別れ会を最後に持ってきたあたりは、いかにもアットホームなこのドラマらしい。一番盛り上がったのは、やっぱり卒園式の回でしたけど。愛ちゃんが卒園児代表としてお別れの言葉を叫ぶスペクタクル・シーン(?)は、印象に残った名場面でした。


第12週(7/9〜7/13放送)
☆☆★
 今度は季節はずれのバレンタイン・デーか。でもここまでおめでたい話を連打されると、もう何でもありって感じかな。幼稚園では男の子、女の子が仲間割れしちゃったけど、防災訓練で仲直りとはまたキュートだなぁ。久々に、山本家夫婦(中島史恵と嶋大輔)に大いなる見せ場が。この時間帯にこの二人が見られるだけで涙ものでしょう。


第10週(6/25〜6/29放送)
☆☆
 念ずれば通ずは、子供の特権、サンタもしかり。季節はずれは狙いか、致し方なくか。さらに念じて、ゆかり(高岡早紀)は妊娠と、ここまでひたすらハッピーだと、レビュー自体も骨抜きになっちゃいますね。


第9週(6/18〜6/22放送)
☆☆
 江里子(滝沢涼子)まですっかりいい人になっちゃって、これで敵が一人もいなくなった。やはり、高岡早紀演じるゆかりのパーフェクトママぶりには、誰もが額ずくしかありませんよね。それにしても愛ちゃん、知能指数高すぎ。大して準備してないのお受験に成功しちゃうなんて。何だか、努力することがむなしく思えてくる。
 おそらく、愛ちゃんは普通の小学校に行っても絶好調で、いい大学とかにもスルっと受かっちゃいそう。逆に美里ちゃんはお受験はパスしたけど、ついていけるか心配だ。ほっかぽかなドラマに、そんな現実的な発想は似つかわしくないんでしょうけど。


第8週(6/11〜6/15放送)
☆☆
 高岡早紀が幼稚園児だろうが大人だろうが、見境なく諭し言葉を使っちゃうところは、このドラマ最大のみどころの一つです。高岡早紀の同級生役、及森玲子はいつもながらにねじれキャラ。子供に魔女扱いされるぐらいでしたから。


第7週(6/4〜6/8放送)
☆☆
 嶋大輔が走るのが苦手なお父さんの役だなんて、時代の流れを感じずにはいられません。38度の高熱をおして走るその姿にはグッときたねぇ。屈託ない子供たちそれぞれにもそれぞれありましたけど、やっぱり親たちの話には、それぞれに身につまされます。


第6週(5/28〜6/1放送)
☆☆
 他愛無いけど嫌じゃないのって美徳?!いわゆるハートウォームってやつですかね。今週は珍しく夫婦ゲンカなんて波乱(?)もありましたけど、高岡早紀さんの喜怒哀楽度が氷点下級なので、あんまり盛り上がらなかったかな。それはそれで面白いんだけど。幽霊は駒田先輩の少年時代だった、っていう話をあれだけ軽く受け流せるって、やっぱりこのドラマのお気楽ぶりは際立ってますね。


第5週(5/21〜5/25放送)
☆☆
 こんなキュートなお話に悪い点数はつけられませんねぇ。子供たちもだいぶこなれてきた感じ。季節ネタで一週間持たせるのが、このドラマのやり方みたいです。主題歌シーナ・イーストンってのは、豪華なのか何なのか判断し難いところだけど。あぁ、愛ちゃんみたいにハンバーグにでもなりたい気分。


第4週(5/14〜5/18放送)
☆☆
 会社の名前は「JAMBO」になるべくして「JAMBO」になりましたねぇ。今週は父親参観話で春木みさよ大活躍。ちょっと得した気分に。話が読めすぎちゃって、次回への期待感は、今のところ薄いかなぁ。


第3週(5/7〜5/11放送)
☆☆
 依願退職後、一念発起して企業立ち上げという今時の展開が、恐ろしくゆっくりしたテンポで進んでおります。娘がケニア帰りなのを好都合に、ありとあらゆる言葉や歳時記的なことに及んで、易しく説明してくれるのに話の半分は割かれているかな。
 高岡早紀は何が起こっても動じず、いつも笑顔で物凄い包容力を発揮。周りの人とも打ち解けて、テイストがかなり『ぽっかぽか』っぽくなってまいりました。幼稚園の先生がナレーションっていうのは、かなり変わってるよね。


第2週(4/30〜5/4放送)
☆☆
 嫌味にならない程度にケニアナイズがいい味付けになってます。カルチャー・ギャップネタで引っ張れるだけ引っ張っとこうという魂胆かもしれないけど。高岡早紀の抜群の安定感と津田寛治の不安定感で、今のところほのぼのといいバランスです。


※2週目以降は週間批評になります。


第5回(4/27放送)
☆☆
 心から信じれば、奇跡がおきるの回。ジャングルジムにみんなで登って文鳥を呼ぶシーンは、いい感じでした。子供たちの演技はまだ生っぽいけかな。


第4回(4/26放送)
☆☆
 家族内で取り組む難問から、幼稚園の父兄間で取り組む問題へ。でも、喧嘩の発端になった靴の問題は、ちょっとねじりすぎてるんじゃないですか。まぁ、子供の世界だって、単純じゃないってことか。


第3回(4/25放送)
☆☆★
 姑は孫をお受験させたくて、というわかりやすい人物関係が見えてきました。今後は愛(なぜか“めぐみ”と読むらしい)ちゃんがどれぐらい暴れてくれるかで、この作品のはじけ度が決まってくるでしょうね。早速、定番の太った子とけんかしてましたけど。まぁ、幼稚園物にはずれはないからね。


第2回(4/24放送)
☆☆
 明るい高岡早紀なんて、何年ぶりでしょうねぇ(っていうか、覚えがないんですけど)。悩みがないのが悩み、なんて言い放っちゃうし。微妙に私生活が垣間見れたりして、まさにたのしいドラマです。


第1回(4/23放送)
☆☆
 『アフリカ・ポレポレ』の後日談が『ぽっかぽか』のりで『幼稚園ゲーム』になったっていう感じ(?!)のドラマ。何せ高岡早紀主演ですから、期待度は高いですよ。




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