レビュー：ムコ殿

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ムコ殿

（フジテレビ系木曜22：00～22：54）

制作著作/フジテレビ　プロデュース/栗原美和子
脚本/いずみ吉紘
演出/木村達昭（1、2、5、6、10、12）、西浦正記（3、4、7、8、11）、久保田哲史（9）
音楽/沢田完、bice
主題歌/『7TRUTHS 7LIES～ヴァージンロードの彼方で～』松任谷由実　
劇中歌/『ひとりぼっちのハブラシ』桜庭裕一郎
出演/長瀬智也、竹内結子、相葉雅紀、鈴木杏樹、篠原涼子、神木隆之介、おかやまはじめ、つんく、小雪、野村宏伸、段田安則、秋吉久美子、宇津井健ほか

第11回（6/21放送）
☆☆
　唐突にテイスト違いのドラマになってきたようで。ここにきてようやくわかった、歯ブラシなつながり。ただ所詮は、有名税のお話ですからねぇ。

第10回（6/14放送）
☆☆★
　脱出スーツとして登場する着ぐるみは、『女子アナ』でも登場した備品？あぁ家族愛的な展開は、とりあえず及第点です。はじけそうで期待ほどにははじけてくれない秋吉久美子には消化不良。『R－17』の桃井さんと比べちゃうとどうしてもねぇ。（結）

☆☆★
　マスコミのこと、つんくがマスコって言ってたでしょ。いや～ね。かなりの距離を走ったはずなのに、汗一つかかないなんて、やっぱり桜庭裕一郎は素敵。（由）

第9回（6/7放送）
☆☆
　今週だけで４本目の温泉物（『OLビジュアル系』第８話、『新・お水の花道』第９話、もちろん『私を旅館に連れてって』の全話）。特にフジのゴールデン枠のドラマは、６本中３本が温泉に繰り出してます。しかも、そのすべてが話の組み立てが同じ。温泉ではめをはずしつつ、みんないい人って結末に行き着く。出来も全部同じくらいという仲良しぶりにはビックリ。つんくの蛇足は、これぐらいの方がいいよ。（結）

☆☆★
　祝「ひとりぼっちのハブラシ」ナンバーワン。他局のドラマ『天国に一番近い男』の主題歌（「メッセージ」）と両A面って、そんなのあり？今週のドラマは温泉物づいてたけど、これが一番よかったです。（由）

第8回（5/31放送）
☆☆
　ローテが一周する間もなく、今回はさくらの番か。って、もしかしてさくらにスポットがあたった本格的な回って、今回が最初でしたっけ?! ちょっと意外な感じ。
　墓地のシーンは、きたーって感じでしたね。さくらの自己確認的な叫びがこだまになって、そのこだまに今度は裕一郎が応えて、それがまたこだまになって、と。ここで書いてるほどには決まってなかった?! 裕一郎のお母さんの命日ってのは、定番のよさがあったね。
　オープニングは、おバカなシットコム化がエスカレートしてるだけに、観客の笑いとか入ると、もっと雰囲気出るかも。エキストラとはいえ、追っかけの子の顔がニヤケてたのは、あれでいいんでしょうかねぇ。野村宏伸が回想シーンで初めてしゃべった！なるほど、彼はお兄さんだったのか。（結）

☆☆★
　さくらがかわいいやらかわいそうやらいじらしいやら。竹内結子ちゃんはこの役にピッタリだね。墓地のシーンにはホロリ。（由）

第7回（5/24放送）
☆☆★
　ローテーションからいくと秋吉久美子あたりにお鉢が回ってきてもいいはずの回だったけど、またも篠原涼子かい。まぁ、職場を舞台にしたほうが、話に無理がないってのもあるだろうけど、やっぱり彼女は愛されてるんでしょうね。制作サイドからは。

☆☆☆
　熱い桜庭裕一郎も素敵！野村宏伸、オープニングのタイトルバック以外で見ないなぁと思ってたら、予告編にたっぷり出てんじゃん。(由）

第6回（5/17放送）
☆☆
　ホントきちっりローテ守るねぇ。今回は次女の鈴木杏樹ですか。それにしても、またうまいことDM落ちたなぁ。努君はかわいいから再登板?! 海辺のシーンはとってもきれいでよかったなぁ。良心、って感じで。竹内結子の受けの演技はもうベテランの域。ちょっと早すぎる気もするけど。長瀬、ちょっと泣きすぎだろう。
　これつんく以上にプロデューサーが出たがりなんじゃないの。チャチャ入れが妙に楽しそうだもん。見てるほうは楽しくもなんともないんだけど。（結）

☆☆★
　忙しいアイドルの身で次女の私用を引き受けちゃうなんて、やっぱり長瀬智也は今回もいい人でした。まぁ、8年も経ってりゃ、そりゃ結婚してるわ。（由）

第5回（5/10放送）
☆☆★
　ローテ通り、今回は秋吉久美子扮する長女の息子、相葉雅紀に先生の小雪が絡む話。ちょうど家庭訪問があったりするご都合主義な展開も、勢いだけのおバカなコメディっぽくていい。チョップハンドで階段を駆け上がる竹内結子もコメディの定番なプンプン演技が冴えていました。
　それにしても、不条理を演じさせたら『R－17』の桃井かおりにも決して引けを取らないはずの秋吉久美子が、ここではお茶目な暴走レヴェルにとどまっている様はちょっと複雑な思いがします。（結）

☆☆☆
　長瀬智也、先週に引き続き、何ていい人なの!!「嵐」の相葉雅紀君は今回、事務所の先輩との迷コンビ結成も、ちょっと不完全燃焼だったかな。それでも同じ「ＴＯＫＩＯ＆嵐」の組み合わせなら、『天国に一番近い男』の松岡＆桜井翔よりこっちをとるね。（由）

第4回（5/3放送）
☆☆★
　古風に楽しく爽やかに。前回が次女鈴木杏樹の息子の話で、今回が三女篠原涼子の話だったということは、こうやって各話を家族のローテーションで回していくんでしょうねぇ。脇に回って、竹内結子が懐の深いところを見せてくれました。一戸奈未は、前々クールの同じ枠でも同じような役をやってたような。
　ポール・マッカートニーのベスト盤が出るからったって（？）、『ひとりぼっちのハブラシ』だなんて、つんくも意地悪な。エンディングコーナー分、物語が削られてるってことでしょうか？（結）

☆☆☆
　長瀬智也、何ていい人なの!! お父さんが娘の番組聴いてるっていう話にはホロりときちゃったなぁ。それにしても、篠原涼子って、何でこんなにいい役ばっかりやるの？（由）

第3回（4/26放送）
☆☆★
　大家族物はエンジンさえかかれば、あとは放っておいても走るもの。ちょっとぐらい話がヘボでも、いい気持ちにさせてくれれば、すべてはOKでしょ。秋吉久美子のお姉さんはディノスのテレアポやってるんだ。ドラマの決定的な場面で雪野智世の台詞にエコーがかかる事態って、これが最初で最後でしょうねぇ。貴重な瞬間をありがとう。つんくの蛇足編は見ないよ。

第2回（4/19放送）
☆☆
　よく言えばにぎやか。悪く言えばうるさい。まぁ、それが大家族物ってものか。『ママはアイドル』もこうだったっけ？クラッカーの音まで予測出来ちゃうと、もはや何の驚きも期待できなくなるんだけど、それでも予定表の話はしんみりしててよかったね。秋吉久美子は本当に壊れているのか？『新・真夜中の王国』のパーソナリティってポジションにも驚きましたけど。竹内結子さんは『あすか』以来確立された鋳型にピッタリはまって、安定してます。さすがは、４クール連続民放ドラマ出演中だけのことはある。

第1回（4/12放送）
☆☆★
　何か楽しそうだ。なにしろ元朝ドラヒロインが「たまにNHK見るでしょ」って言っちゃうドラマだもん。キャストは今クール随一の豪華絢爛さ。エピソードも盛りだくさんでにぎやか度でも随一か。それにしてもこの四姉妹、ちょっと年離れすぎてませんか。