レビュー：ラブ・レボリューション

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ラブレボリューション

（フジテレビ系月曜21：00～21：54）

制作・著作/フジテレビ　プロデュース/本間欧彦、平賀公泰
脚本/藤本有紀
演出/永山耕三、小林和宏、平井秀樹、本間欧彦
音楽/K.N.I.F.E　主題歌/『KISS OF LIFE』平井堅　挿入歌/『WAY TO LOVE』唐沢美帆
出演/江角マキコ、米倉涼子、藤木直人、押尾学、酒井美紀、山本圭壱、山崎銀之丞、田山涼成、戸田麻衣子、松本留美、西岡徳馬ほか

第12回（6/25放送）
☆☆
　あのやばすぎるオープニング・タイトルバックの見納めをしようと楽しみにしてたのに、フジのドラマって最終回はちょっと変えてくるんだよね。残念。戸田麻衣子さんはお着物もお似合いです。ドラマの方は、まぁ、時にはいいんじゃないですか。誰一人不幸にならないお話ってのも。月９はいつもそうだって?!（結）

☆☆
　えっ、そんなバカな、的な展開はいつもの月９以上だったかな。酒井美紀の扱いが軽すぎるでしょう。彼女の必要がないって言うか。それにしても、須賀ちゃんがあそこまでいい人になっちゃうとはねぇ。最初は何だったのって感じ。（由）

第11回（6/18放送）
☆☆
　「無理しない方がいい」とか、そういう背中がかゆくなっちゃうようなのが多いんだよなぁ、このドラマ。原久美子、効いてますけど、一瞬です。亜紀子さん（戸田麻衣子）がいい人になってきてちょっとうれしい。しかも立候補までしちゃうなんて。さすがは成城出てるだけのことはある?!
　ここでも医療ミスが。認識の違いかもしれませんが、比べること自体に無理があるでしょうけど、『ER』の後にこれ見ると、やっぱり話が嘘っぱちにしかうつらない。まぁ、そこに眼目がないからと言ってしまえばそれまでだけど。（結）

☆☆★
　前言撤回。ホント、真理子（米倉涼子）って頭に来る。福田（山本圭壱）が怒るのも無理ないよ。須賀（藤木直人）はすっかりいい人になっちゃって、これはこれで楽しんだけど。（由）

第10回（6/11放送）
☆☆
　これだけ大規模な自給自足型の恋の鞘当ゲームって、結構久々じゃないですか？個人的には悪い女、戸田麻衣子に注目。もっと出番を。でも、何で病院にまで来るわけ？（結）

☆☆★
　真理子がせつない。まったくせつなさそうじゃない米倉涼子がその役をやってるってギャップがまたせつない。すべての告白のタイミングが、一呼吸置いてあるのがいいのよねぇ。かわいい顔して押尾学って、結構背大きいんだ。（由）

第9回（6/4放送）
☆☆
　ここまで月９的な間合いで話が進んでいくドラマって、久しぶりじゃない?! すべてにタイミングよすぎっていうか、悪すぎっていうか。確かに、ギリギリになって答えを変えると、大体それって間違えてるんだよね。（由）

☆☆
　戸田麻衣子がいい、って、話とはあんまり関係ないんですけど。（結）

第8回（5/28放送）
☆☆
　いかにも月９的な展開が頻発するその安易さにさえ耐えられればなぁ。エピソードはそれなりに揃ってるんですけど。（結）

☆☆★
　藤木直人と押尾学を両天秤だなんて、恭子先生もお幸せね。物語への興味を無くしつつあったんだけど、今回はいろいろあってちょっと盛り返したかな。やっぱり、オープニングの教訓が効いてるよ。（由）

第7回（5/21放送）
☆☆
　フローチャートの話に一本！ここだけにはいつも感心させられちゃう。あるあるって。あとは第7回程度になるようになってるって感じかなぁ。『昔の男』みたいなどぎついドラマで免疫できちゃってるから、ちょっとやそっとじゃビックリしないのよね。（由）

第6回（5/14放送）
☆☆
　タイトルもエセだけど、内容も何か見たことあるような展開になってきちゃって。時事ネタは今をなぞってあるんだけど、それが苦しいくらいメインストーリーに絡んでこないのよねぇ。（由）

第5回（5/7放送）
☆☆
　このドラマって古風すぎで、全然レボリューションじゃないんじゃない。冒頭の江角の一言は面白んだけど、その後が続かない。（由）

第4回（4/30放送）
☆☆★
　ちょっと昔にも、こんな構図のドラマ見たことあるような、ないような。なんて思いつつも、気が利いたたとえ話にフフッとなってみたり、やっぱり楽しいのよね。（由）

第3回（4/23放送）
☆☆
　藤木君、押尾君はイイ男だけど、他がひどいからなぁ。目の保養の後に目に毒なものも見なくちゃいけないから、結局差し引きゼロなんだよね。（由）

第2回（4/16放送）
☆☆★
　第1回目とは見違えるくらいに脚本がよく書けてる。特にキスの伏線はうまかったね。『ニュー・シネマ・パラダイス』のくだりも笑えた。お見合いのロケシーンのオフレコがあってなかったような気がしたんだけど。下品さは抜けきれませんねぇ。誰のせいだ？このドラマにもラフマニノフピアノ協奏曲第2番第2楽章がかかってました。はやり？まぁ、パターンか。

第1回（4月9日放送）
☆☆
　どっかで聞いたことあるようなタイトル、どっかで聞いたことあるようなストーリー、どっちもギリギリセーフという感じか。気の利いた台詞もなくはないんだけど、これ見るんだったら、『アリー』見るかな。藤木“王子様”直人は『私を旅館に連れてって』のほうじゃなかったの。原久美子のチョイ役はひどい。もっとひどいのは、あの下品なイタリアン・レストラン。