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2000年秋ドラマ一覧
スタイル! (テレビ朝日系木曜20:58〜21:48)
脚本/田渕久美子、川嶋澄乃 演出/中野昌宏、伊藤寿浩
主題歌/『地平線の向こうへ』スィートショップ テーマソング/『桜』TOMATO CUBE
出演/本木雅弘、竹内結子、坂井真紀、佐藤康恵、星野有香、相島一之、山田明郷、坂東英二、石田太郎、村上里佳子、戸田恵子、佐野史郎
ほか



第1回
☆☆
 このクールのベスト・キャスティング賞をすでに受賞済みの作品。まだ初回はキャラクター紹介に終始してるだけでしたから、内容に関してはまだ何とも言えないけど。視聴率的に本木の神通力を見る楽しみも。この枠で13%越えたら、奇跡じゃないですか。


第2回
☆☆★
 明るい。最近こういう節度を保ちながらも明るいドラマって珍しいから、これはこれで貴重な存在なのかもしれない。特別面白い、というわけでもないけど。今回の眼目は、気恥ずかしそうな岡まゆみでした。


第3回
☆☆★
 原稿書いてたので、飛び飛びでしか見てませんが、まぁ、これまでの通りでしょう。点数甘いですか?これで眺め悪かったら、見てられないんだろうけどね。


第5回
☆☆★
 段々このドラマの方向性がわかってきた。ちょっといい話半あたりを狙っているのかな。そう考えると、岡田真澄のナレーションが最初と終わりについていることも何とか納得できる。『あすか』以来、竹内結子のおせっかいキャラも定着してきましたね。常に最終的なコーディネートは見せないというのも、このドラマの主張らしい。それはそれでありなんでしょうけど、何か物足りないなぁ。


第6回
☆☆
 このドラマ、タイトルが寂しいから、内容をはっきりさせるためにもサブタイトルとして「お悩み相談室」とでもつけたほうがいいのでは。笹峰愛もニャンチュウと一緒に出てるときにはかわいく見えるけど、これだけの美女の中に入るとただの人ですねぇ。このドラマ見てると、何か気恥ずかしい気持ちになりませんか?私はあの、チャカポコ系(?)の音楽のせいだと思うんですけど。
 このドラマの坂井真紀、いじらしくっていいです。どうも竹内結子には、ドラマの中で彼女のライバルになる女優のキャラクターを光らせる能力があるらしい。佐藤仁美、和久井映見しかり。それにしても佐藤康恵と星野有香、出番ないですねぇ。アンサンブルドラマとして、『ラブ コンプレックス』に大いに劣る部分でしょう。


第7回
☆☆
 オシャレに関するドラマなのにオシャレじゃない。それってやっぱり、おかしいでしょ?! コーディネート自体も何か野暮ったいんだよね。


第8回
☆☆
 お子ちゃまランチ化止まらず。雑誌の取材にパイレーツとは古いでしょう。しかもその掲載記事がファッション雑誌にではなく、業界紙風の紙面で登場した時には唖然としました。脚本もヘボだけど、スタッフはもっとヘボだと言わざるを得ない。音楽センスは80年代的。セレクトされたバーやレストランも一昔前のバブリーな店といった大時代的な雰囲気。『やまとなでしこ』のロケハンのつめの垢でも煎じて飲ませたい。今思えば、出だしは悪くなかったと思うのですが。


第9回
☆☆★
 読み切り物としてのまとまりは、最近の中では一番よかったのでは。それにつけても、コーディネイトがパッとしない。色がくすんでるのはライトのせい?銀紛蝶、仕事多い(『もう一度キス』にも出てる)。


第10回
☆☆
 シリーズ化が大好きなテレ朝のドラマらしく、続編を臭わせるラストも、視聴率から考えるとそれは無理でしょうねぇ。それにしてもこの最終回、ここまで意外性ゼロでいいんでしょうか。




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